4月29日にオープンした京都鉄道博物館は、11月12日累計入館者数が100万人を達成。記念セレモニーが行われた。
100万人目の入場者となったのは愛知県尾張旭市から家族5人で訪れていた保育園児の石川凜君(5)。セレモニーでは三浦英之館長から認定証のほか、館内に展示されている車輌のおもちゃ、公式ガイドブックなどの記念品が贈られた。
SLが好きという凜君だが、報道陣から「特になにが好き?」と聞かれ「運転手が好き」とはにかみながら答えていた。父親の和正さん(28)は「光栄です。びっくりしましたが、いい記念になります」と感想を述べた。
三浦館長はあいさつの中で「今年度120万人を目標にしていたが、想定を上回るペースで100万人目のお客様を迎えられた。今後も地域に貢献できる存在を目指したい」と決意を新たにしていた。
また、当日は100万人達成後、入館者に記念券が配付されたり、レストランやミュージアムショップで記念品がプレゼントされるなどの特典もあった。
【取材・文=関西ウォーカー編集部 鳴川和代】
鳴川和代