「デザートフォレスト」や「餃子スタジアム」などを運営するナムコは、9/10、京王電鉄と協力して、東京都八王子市に日本初の“肉料理のテーマパーク”を企画開発すると発表した。
施設名は「東京ミートレア(仮称)」。ナムコの持つテーマパークのノウハウを生かし、2009年冬に京王電鉄が新設する複合商業施設「フレンテ南大沢」新館の集客核施設としてオープンするという。
気になるテナントには、都内で行列が絶えない有名店や、東京初進出となる地方の人気店など7店舗が全国から集まるという。「テイクアウト専門店が2店舗、イートインとテイクアウト両方する店舗が5店舗入る予定です。いずれも牛肉や豚肉、鳥肉料理の代表的な店舗ですので、ご期待ください」と同社の広報担当も力が入る。
「これまでのフードテーマパークは、ラーメンやカレーなど同一テーマが多かったのですが、今回は“肉という素材”の料理を楽しむ、というのがコンセプト。メニューのバリエーションを楽しんでいただけるはずです」(同広報担当)。
また、内観は、肉料理の種類が豊富なスペインをモチーフに、賑やかな“街エリア”と緑豊かな“村エリア”の構成で演出。さらに肉料理の発祥や豆知識が学べる“ミュージアムエリア”を併設し「食べるだけに留まらない、見る楽しさや知る楽しさを提供する」としている。
広さは約1130平方メートルで、入場無料。初年度には130万人の入場を見込むという。スイーツやラーメンなどですっかり定着した感のあるフードテーマパークに、満を持して(?)登場する“お肉”のテーマパーク。「詳細は後日発表予定」(同社)、ということなので、期待して待ちたい。【東京ウォーカー】