サッカーのロシア・ワールドカップ(W杯)出場をかけたアジア最終予選の第5戦が、11月15日(火)に行われた。
6大会連続6回目の本大会出場を目指す日本代表は、サウジアラビア代表とホームの埼玉スタジアム2002で対戦。清武弘嗣選手と原口元気選手のゴールで、2-1と勝利を収めた。
前半終了間際の45分に、先制ゴールとなるPKを決めた清武選手。64分に交代でベンチに退くまで、日本代表の攻撃をけん引し続けた。
試合後、先制PKのシーンを振り返り、「キリンチャレンジカップで逆側に蹴ったので、GKを見ながら冷静に流し込めて良かった」とコメント。11月11日(金)に行われ、4-0で快勝したキリンチャレンジカップ2016のオマーン代表戦でも、清武選手はPKをゴール右上に蹴り込み1得点。今回はゴール左隅に力強く流し込んだ。
「今日は本当にチーム一丸となって戦えたので、それが一番良かった。難しい試合だったけど、チームが攻守でバランス良くできたので、それが一番の収穫」と、大一番を制した要因を語った。
アジア最終予選は、6カ国で争われるホーム&アウェーの総当たり戦で、グループ上位2カ国に本大会への出場権が与えられる。
日本代表は前半戦の5試合を終え、3勝1分け1敗で首位のサウジアラビア代表と並ぶ勝ち点10。得失点差で1点及ばずに首位浮上とはならなかったが、W杯出場圏内の2位に順位を上げた。【ウォーカープラス編集部/コタニ】
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