最終予選巻き返しの立役者は殊勝に語る!原口元気が史上初の4戦連発

東京ウォーカー(全国版)

サッカーのロシア・ワールドカップ(W杯)出場をかけたアジア最終予選の第5戦が、11月15日(火)に行われた。

6大会連続6回目の本大会出場を目指す日本代表は、サウジアラビア代表とホームの埼玉スタジアム2002で対戦。清武弘嗣選手と原口元気選手のゴールで、2-1と勝利を収めた。

攻守に奮闘した原口元気選手(C)新井賢一


フル出場した原口選手は、80分に決勝点となるゴールをマーク。攻守に奮闘し、同グループの首位を破る原動力となった。

試合後、原口選手は「勝点3が必要だったので、それを達成できて良かった」とコメント。左サイドからのグラウンダーのボールを、右足で冷静に流し込んだゴールについては、「前半からチャンスがあったが、なかなか決め切れてなかった。あのシーンだけはすごい落ち着いていて、コースも見えたので、しっかりと決められた」と振り返った。

史上初となる最終予選での4戦連発で、首位チームを沈める決勝弾。値千金の一発だったが、本人は「正直、ゴールはおまけというか」と口にする。続けて、「本当に日本が勝つために仕事がしたかったので、それができて良かった」と殊勝に語った。

日本代表は前半戦の5試合を終え、3勝1分け1敗で首位のサウジアラビア代表と並ぶ勝ち点10。得失点差で1点及ばずに首位浮上とはならなかったが、W杯出場圏内の2位に順位を上げた。

黒星発進となった最終予選で2戦目から先発に定着し、4試合連続ゴール。紛れもない巻き返しの立役者は、「これを継続すること。ポジティブな空気に変わってくれたと思うので、自信を持って日本のために頑張りたい」と、まだまだと言わんばかりに言葉を紡いでいた。【ウォーカープラス編集部/コタニ】

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