サッカーのロシア・ワールドカップ(W杯)出場をかけたアジア最終予選の第5戦が、11月15日(火)に行われた。
6大会連続6回目の本大会出場を目指す日本代表は、サウジアラビア代表とホームの埼玉スタジアム2002で対戦。清武弘嗣選手と原口元気選手のゴールで、2-1と勝利を収めた。
日本代表は5試合を終えて、3勝1分け1敗の勝ち点10。首位のサウジアラビア代表には得失点差で1点及ばずにいるが、2位につけている。
9月にホームで行われた初戦のアラブ首長国連邦(UAE)代表戦で1-2と逆転負け。黒星スタートとなった今最終予選だが、W杯出場圏内まで浮上した。
前半戦を2位ターンするまで盛り返した形だが、キャプテンを務める長谷部誠選手は現状について、「初戦の負けは清算できた形ではない」とコメント。吉田麻也選手も、「初戦で負けたことのツケをいまだに払わされている感じがする」と、同意見となっている。
9月から毎月予選の試合を消化し、サウジアラビア代表戦が日本代表の年内最後の活動。最終予選の次戦は、来年3月23日(木)の敵地でのUAE代表戦となる。
来年はUAE代表戦を含め、アウェイ戦は3試合開催。長谷部選手は「次のアウェイのUAE戦に勝ってはじめて、ちょっとゼロに戻せるかなという感覚」と口にして、吉田選手も「中東とのアウェイ戦が難しくなってくるので、そこで勝ち点を積み上げられるかどうかがキーになってくる」と引き締める。
W杯出場に向けて予断を許さない状況が続く最終予選。来年も日本代表に声援を送ろう。【ウォーカープラス編集部/コタニ】
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