11月17日、約10万株もの様々な花や植物が植えられた梅田のオアシス「うめきたガーデン」に、直径約8メートルもある世界最大級のクリスマスリースが完成した。
「リースというのは楽しければいいといつも思っています!」「直径6mのリースができたらみんな喜んでくれるんじゃないかと思って作っていたら、自分の中で盛り上がって8mにもなってしまいました!」とテンション高めであいさつをするメインガーデナー・石原和幸氏。「大きいと楽しいをテーマに作った」というリースには、さまざまなものが取り付けられているのだが、「植木鉢はそのあたりに転がっているのを取り付けました!」と秘話(!)も披露した。
最後の仕上げで三輪車を取り上げた石原氏は、「スタッフが出かけている間に持ってきました。それでここに取り付けてたら『三輪車がない!』ってなってね。楽しいでしょ?(笑) そういうみんながビックリする、みんなが庭を見て笑ってもらったら、みんながハッピーになるんじゃないかなと思っています」と、楽しく石原流ガーデン論を展開した。三輪車をくくりつけリースを完成させ、リースに巻きつけた電飾の点灯式をした。終始笑いの絶えない賑やかなイベントとなった。
「ここで花を見てみんなにいいなと思ってもらって、その声が大きな渦になって、10年後、20年後、大阪が日本でもっとも花と緑が多い町、府の中にガーデンがあるのでなく、ガーデンの中に大阪があるぐらい緑が増えたらいいなと思っています!」と、石原氏は熱い思いを話す。
花の美しさだけでなく、石原氏の情熱が詰まった「うめきたガーデン」では、11月17日から12月25日(日)まではライトアップや夜間入園が実施される。
【関西ウォーカー編集部/小笠智子】
小笠智子