京都で唯一の回転展望レストラン「フレンチダイニング トップ オブ キョウト」が内装を一新し、10月にリニューアルオープンした。
同レストランは約90分で一周し、京都の美しい街並や夜景を楽しみながら、本格的なフランス料理が味わえる。全席窓際の店内からは、東寺や西本願寺、東本願寺などの世界遺産と京都の四季を一望することができる。
今回のリニューアルでは、店内壁面の装飾に、唐紙師のトトアキヒコによる全長34mにも及ぶアート作品を採用。店内の360度壁面を彩る作品「光の輪」は、日本の四季をテーマにした文様が用いられている。
レストランで提供される朝食メニューは、“朝から優雅な時間”をコンセプトに、京都の食材を取り入れたこだわりのメニューを用意。京都美山町のミルクとジュース2種に始まり、フルーツや美山町の卵を使用した「九条ねぎとポテトの京湯葉包み蒸し」や、京野菜のジャムなどが味わえる。
フランスの三ツ星レストラン、「ジョルジュブラン」で研鑽を積んだ中田宏シェフのフランス料理は、リーガロイヤルホテル伝統の味にアレンジを加え、舌だけでなく視覚も満足させてくれる。
ランチのメイン料理には、「京都ぽーくロースの網焼き マスタードとバルサミコヴィネガーソース」を、ディナーのメイン料理には「合鴨肉のロースト オレンジマーマレード」を据えて、厳選した食材を独自の手法で調理した逸品を提供してくれる。
また、今回のリニューアルでは個室が2室新設され、会食や接待、記念日の際の利用など、様々なシーンで利用しやすくなった。【関西ウォーカー編集部/スズキヒロシ】
スズキヒロシ