今年は名古屋市内を中心に279店舗もの飲食店が参加した、回遊型なごやめし食べ歩きイベント「なごやめし博覧会2016」。先日、大好評のうちに幕を閉じた同博覧会で食べ歩きと並んで人気だったのが、「新なごやめし総選挙」だ。23店舗がエントリーした「新なごやめし総選挙2016」は、各店舗がそれぞれ開発したオリジナルの創作メニューを対象に、「なごやめし博覧会」参加者らがWeb投票などを実施。見事グランプリに選ばれると、新たな“なごやめし”の称号が得られるというもの。11月16日には名古屋市中区にある名古屋市公館で、このグランプリ決定選考会が開催された。
同総選挙は今年から、Web投票でトップ5にランクインしたメニューを審査員がその場で試食・採点し、グランプリと準グランプリを決めるという形に審査方法を変更。河村たかし名古屋市長をはじめ、名古屋学芸大・和泉秀彦教授、「なごやめし博覧会2016」のスペシャルサポーターであるチームしゃちほこやBOYS AND MENのメンバーら、総勢9人が審査員として参加した。
今年のグランプリは、「天ぷら やじま。」の「かき揚げまぶし」(1512円)。同メニューは、海老を6本分使った贅沢なかき揚げ丼で、最後に出汁をかけてお茶漬けにするとひつまぶしのように味わうことができる商品だ。準グランプリには、やわらかい手羽先と手羽元にスパイシーな“さくさくソース”を添えて味わう「旬菜 八宣」の「ペッパー鶏部セット」(ビールなど520円以内のドリンク付き、1100円)が選ばれた。【東海ウォーカー/吉橋和宏】
吉橋和宏