巨乳グラドル軍団復活か?イエローキャブ、ブランド再起を宣言

東京ウォーカー(全国版)

かとうれいこ、小池栄子、佐藤江梨子らを輩出し、巨乳グラドルの一時代を築いた芸能事務所「イエローキャブ」。野田義治元社長の退陣以降、経営悪化、2015年2月に自己破産とその名は一時の輝きを失っていたが、このたび別会社である株式会社イエローキャブプラスがライセンス取得を改めて正式発表。「イエローキャブ」ブランドの再起を宣言した。

イエローキャブは、1980年に黒澤久雄によって創設された「黒澤プロモーション」を前身とする芸能事務所。1988年に野田義治元社長が現在の社名に変更。以降、巨乳を売りにした女性タレントを雑誌グラビアなどで一躍人気にする手法を確立した。前出のかとうや小池、佐藤らのほか、MEGUMI、細川ふみえなどが在籍し一時代を築いたが、2004年に退陣した野田元社長とともに所属タレントが多数移籍。以降、以前の勢いは薄れ、2015年2月に負債額4億円で自己破産していた。

一方、2013年3月にライセンスの商標利用によって、別資本で経営される「イエローキャブプラス」が誕生。女優路線に傾倒していたイエローキャブとは違い、同社ではグラビアアイドル路線を引き継いだ。2015年6月にイエローキャブのライセンスを取得していたが、ブランド再起の準備が整ったことからこのたびライセンス取得の事実を改めて発表。法人としてではなく、ブランド「イエローキャブ」再始動を宣言した。

同社の金澤勇代表取締役社長は「歴史あるイエローキャブのグラビア路線を途絶えさせないように昨年イエローキャブ商標の取得を決意致しました。芸能プロダクションとして多くのグラビアタレントを輩出してきた実績を考え、このブランドを守っていかなければという使命がある事を強く認識しております」とライセンス取得の理由を説明。また、「これからは法人ではなくイエローキャブという一つのブランドとして、様々な分野で活躍できる女性の育成を行っていきたいと考えております」と今後の方針を語っている。

現在、イエローキャブプラスでは王道の豊満系グラドルはもちろんのこと、バラエティーに富んだ新人含めて17名のグラビアアイドルをマネージメント。さらに、新たなスター発掘を目標に、16歳から29歳までの健康的でグラビアに関心のあるCカップ以上の女性を継続的にオーディションしているという。同社の最新情報や今後の展開は公式Twitter(@yellowcabpro)にて発信していく。

アイドルグループのグラビア界進出や、雑誌自体の減少によるグラドルたちの露出場所が少なくなっている昨今。往年の巨乳を武器としたグラドルたちが、再び脚光を浴びる日が来るのか。偉大なブランドの再起は新たなグラビアスターの誕生にかかっているとも言えよう。同社の次の一手に注目が集まる。【東京ウォーカー】

編集部

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