まばゆいばかりのイルミネーションの光は、厳しい寒さの中で、いっそう輝きを放つもの。関西各地で開催されるイルミの中でも、るり渓高原の「京都イルミエール」は京都最大の規模を誇る人気スポット。今年は、オーロラの幻想的な世界観が楽しめる演出のほか、初登場も盛りだくさん。パワーアップしたイルミの詳細とおすすめ観覧術を紹介しよう!
雪化粧する高原に広がる、光と雪とオーロラの幻想世界
標高約500mのるり渓高原で開催される、京都最大のイルミ「京都イルミエール 天空の森~希望の灯火~」。5年目の今年は、和とイルミをテーマに、和モダンなイルミの世界が広がる。注目はバージョンアップしたオーロラショー。欧州の最新技術を取り入れた迫力満点のオーロラが冬の夜空を幻想的に彩る。
デュアルオーロラショー
スモークをスクリーン代わりに、レーザー光線でオーロラを表現。今年は最新技術を取り入れ、2台の機材を導入したことで迫力や内容がスケールアップ!音と連動した複雑かつダイナミックなデュアルオーロラショーは日本初。会場の後ろの方だと、オーロラが全体的に見渡せておすすめ!
■上映時間/17時30分~、18時20分~、19時20分~、20時30分~。※各回約8分間。上映時間の変更または荒天時など中止の場合あり
メインツリー
メイン会場にある高さ約10mのツリー。星のオーナメントとストレートライトで装飾!
和傘ライトアップ
和傘や竹などを使った和モダンなイルミ。どことなく温かい光に包まれる!
祝福のアーチ
欧州のロイヤルファミリーの結婚式で使用された電飾を一部に使った全長約30mのアーチ。
<おすすめ観覧術>イルミ全体を見るなら誓いの展望台へ!
会場内のルートは特に決まっていないが、多くの人が左回りに歩くので、メインツリーなどの広場からオーロラショーの会場へ向かう順番で回ろう。オーロラショー開催中はほとんどの人が会場にいるので、祝福のアーチやメインツリーなどをゆっくり撮影したい人は、この時間帯が狙い目だ。ベストポジションは誓いの展望台!イルミ全体はもちろん、一部だけだがオーロラショーも見ることができる。また、標高約500mのイルミとあって、非常に寒いので防寒対策を忘れずに。
カウントダウンイベントもチェック!
12月31日(土)~17年1月1日(祝)に、カウントダウンイベントを開催。カウントダウン終了と同時に、約50発の花火を打ち上げて新年を迎える。また、2月14日(火)のバレンタイン、3月14日(火)のホワイトデーでも花火を打ち上げる。打ち上げ場所はメインツリーなどのあるメイン会場の南側で、誓いの展望台からだと、イルミ全体と花火の打ち上げを同時に見ることができるのでおすすめ!【関西ウォーカー編集部】
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