東海エリアを中心に、全国で活躍中のボイメンことBOYS AND MEN。東海在住の10名で構成された、学ランスタイルがトレードマークのボーイズグループだ。2016年の活躍は特に目覚ましく、メジャー専属契約第一弾のシングル「YAMATO☆Dancing」はそうそうたる顔ぶれを差し置き、オリコンデイリーランキングで1位を獲得。なんと累計25万枚以上を売り上げ、日本レコード協会よりプラチナディスク認定を受けた。そして11月の「第58回 輝く!日本レコード大賞」では、「大衆に支持され、将来性を認められた歌手」に贈られる「新人賞」を受賞。12月30日(金)に放送される同番組(17:30~、TBS系)で、最優秀新人賞の受賞を目指す。2017年1月7日(土)には日本武道館での単独ライブも決定しており、プレイガイド販売分のチケットはすでに完売。デビューした頃から“全国制覇”を目標に掲げてきた彼らは、大きな夢を叶えようとしている。
ボイメンは、所属事務所社長の谷口誠治の「名古屋にエンタメを!」という強い思いから発足。結成して間もないころは、ラジカセと音の出ないマイクを片手に、高速道路の高架下で路上ライブを行っていた彼ら。歌はもちろん、演劇やミュージカル、イリュージョン、ローラーブレードをはじめとするアクロバットなパフォーマンス、時には体を張った演出など、どんなことにも体当たりでチャレンジ。“夢を叶える”という強い志を胸に、一歩一歩着実に進んできた。当初は、「名古屋から全国なんて無理に決まっている」と強い風当たりを受けてきたが、今やレギュラー番組15本以上を抱える売れっ子ユニットに成長。それでも、自分たちの状況に満足せず、感謝や礼儀を重んじてながら何事にも全力投球する彼らに、「一度一緒に仕事をすると、応援したくなる」とマスコミ関係者も口をそろえる。
そんな彼らに、怒涛の2016年を振り返ってもらいつつ、2017年の目標について聞いてみた。
――2016年、いろいろなことがあったと思います。特に印象に残っていることはありますか?
田中俊介(以下 田中)「ありがたいことに、たくさんのイベントや番組に出演させていただきました。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでライブをさせていただいたのも、ずいぶん前のような気がしますが……2016年なんですよね」
土田拓海「本当にあっと言う間の1年でした!『走り抜けた!!』っていう感じです」
本田剛文(以下 本田)「今年は、なんと言っても日本レコード大賞の新人賞をいただけたこと。ボイメンにとってすごく大きな出来事でしたし、本当に光栄です」
小林 豊(以下 小林)「応援してくださっているファンの皆さんや、スタッフがいるからこそいただけた賞だよね」
田村侑久「本当にそう!『YAMATO☆Dancing』がプラチナディスクに認定されたのも、僕たちだけの力では絶対に無理だったからね」
吉原雅斗(以下 吉原)「『地方のくせに』『ご当地アイドルのくせに』って言われることが多いなかで、あくまでも名古屋を拠点に活動している僕らが新人賞をいただけたことにはすごく夢があると思うんです。『名古屋から全国を目指せる!』『不可能なんてないんだ!』ってことをこれから身をもって証明していきたいですね。そのための第一歩として……」
辻本達規「日本レコード大賞最優秀新人賞!!!!!」
勇翔「12月14日(水)にリリースするニューアルバム『威風堂々~B.M.C.A.~』が、その大きな布石になるとうれしいです」
水野 勝(以下 水野)「今後日本を背負っていくグループとして認めていただけるように、全力で頑張りたいと思います!」
平松賢人「そして、2017年は紅白歌合戦にも出たい!」
吉原「2016年は落選してしまったので……。『当然の結果だ』と言われるかもしれないけれど、僕たちは心の底から悔しいです。『なにを言っているんだ』と笑われようと、次は絶対に出場したい!」
本田「ボイメン全員の共通認識としての“大きな目標”ですね」
田中「紅白歌合戦の出場者を拝見して、やっぱりまだ僕たちの知名度はまだまだなんだと痛感したので、2017年は全国を飛び回ってライブをしたいな。全国の皆さんに直接会いに行きたい!」
小林「会いに行こう!!みんな、待っててね~!」
水野「僕たち、さらに勢いを付けて走り抜きます!皆さん、どうぞ応援よろしくお願いします!!」
《後編》では、12月14日(水)発売のニューアルバム『威風堂々~B.M.C.A.~』の魅力をボイメンが語る!【東海ウォーカー/奥村沙枝奈】
奥村沙枝奈