今が見ごろ!真っ赤な花を咲かせる“赤そば畑”って?

東京ウォーカー

秋めいてきて、そろそろ「そばの花」が見ごろの時期。通常、そばの花といえば“白”だけど、“真っ赤”な花を咲かせる「赤そば」があるって知っている? 実はこれ、大学教授らが品種改良を加えた「高嶺ルビー」という名の希少品種なのだ。

1987年に信州大学の氏原暉男教授が、花がピンクや赤色のそばをヒマラヤから持ち帰った。これをタカノ株式会社と共同で品種改良し、真紅の花をつけるようにしたのが「高嶺ルビー」。その実から作ったそばは、香りが強いと評判が高い。

この赤そばを実際に見るならばぜひ、長野県上伊那郡の中川村へ。10/18(日)まで「中川赤そば花まつり」が開催中で、中央&南アルプスを背に真っ赤な花が広がる赤そば畑は絶景だ。祭りでは毎日テント市を開催し、赤そば製品や地元の特産品を販売するほか、9/23(祝)は日本みつばちの「はちみつ無料味見会」も実施する。

もちろん村内には赤そばを味わえる店も多い。そばを自家栽培する「いろり なかがわ亭」の「赤そばざる」(900円)は、コシが強くて赤そばのすがすがしい香りが特徴で、やや辛口のツユとマッチしている。「赤そば豆腐」(250円)もおすすめだ。ほかにも「いげた屋」、「きりこ」など6店舗でも赤そばが味わえる。

中川村へは、JR飯田線伊那田島駅または飯島駅からタクシーで約15分、車なら中央自動車道松川ICから約15分だ。【詳細は東海ウォーカー9/15発売号に掲載】

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