聖地巡礼マップが流行語大賞を受賞

東京ウォーカー(全国版)

“聖地巡礼”は、アニメの舞台(以下「聖地」)となった土地を実際に巡る事で作品の世界観を体感できるとして人気を集めている。テーマパークや施設が無くとも、自然と人が集まる集客性に目をつけた自治体が地方活性化の一環として位置付けるなど、今後もより発展していくことが見込まれる。

ユーキャン新語・流行語大賞2016を受賞した「聖地巡礼マップ」


そこで、簡単に日本のアニメ聖地を探すことができるWebサービスとして、2014年3月に「聖地巡礼マップ」が提供された。グーグル社の「ストリートビュー」を使い、登録された全国5000件の聖地がリアルなイメージで見ることができる。擬似的に聖地を家にいながら探訪できる世界初のWebサービスは「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン新語・流行語大賞2016で表彰された。

「聖地巡礼マップ」は、ユーザーからの登録により、掲載聖地数を毎年約1000件ずつ増やし、また、アニメ作品や地域とコラボレーションし、聖地巡礼のイベントやスタンプラリーなどの企画を実施し盛り上げてきた。日本が誇るアニメ文化は今後さらに広まっていくだろう。【ウォーカープラス編集部/米木】

米木

注目情報