いよいよY150も終盤の終盤。きょうのY150は、まるで夏休みに戻ったかのような盛況ぶりでした。ラ・マシンの周りには人垣ができ、黒船レストランは満席。トリックアートにも行列ができるほどでした。とても平日の午後の様子には見えません。みなさん、「最後にやっぱり行っておこう」という心理が働くのでしょうか。
赤レンガ倉庫会場のワールドグルメレストランもほぼ満席。なんとか空きを見つけて昼食をとると、隣のワールドマーケットに向かいました。【開国博通信Vol.131】で紹介した開港5都市の名産品コーナーがやはり人気で、おみやげを選んでいる人がたくさんいます。
そんななか、会場片隅で見つけたとある新聞。一面をよく見てみると…「横浜で大火 街の大半焼失」とあります。えっ、と思いながらよく見ると、新聞の発行日は「慶応2(1866)年10月20日」。なるほど、昔のことが書いてある新聞なのでした。これは神奈川新聞が2006年から9号発行している「横濱開港新聞」で、このY150でも自由に手に取れるように置いてあるのでした。ほかにも、「西郷隆盛自刃 西南戦争終わる(明治10年9月24日)」「横浜開港、貿易始まる(安政6年6月2日)」など、思わず読みたくなってしまう見出しがたくさんありました。これなら、楽しく横浜の歴史が学べそうですね。
土曜と日曜の、横浜の天気予報は晴れ。最後の2日間も、Y150を楽しみましょう!【横浜ウォーカー】