世界75カ国、21種類の言語で翻訳されているアメリカの人気コミック「PEANUTS」。主人公のチャーリー・ブラウンや飼い犬のスヌーピーたちが繰り広げるコミカルなストーリーは、長年に渡り多くの人の心をわし掴みにし、ワールドワイドに愛される物語となった。
目黒川沿いにあるピーナッツ カフェ(東京都目黒区)は、そんなPEANUTSにゆかりのある西海岸がテーマの一軒家カフェ。作品にちなんだメニューがそろい、遊び心がありながら普段使いしやすいナチュラルな雰囲気が魅力だ。今回、動画ファッションマガジン「C CHANNEL」クリッパー(投稿者)の中島恵美さんが同店をレポート。おすすめのメニューとオリジナルグッズを動画とレポート記事で紹介!
西海岸がテーマのナチュラルカフェ
目黒川に沿って歩いて行くと、爽やかな2階建ての一軒家を発見。中に入ると、ウッディなインテリアを配した空間が広がる。西海岸風の1階に対し、2階はヴィンテージフィギュアなどが飾られたコレクターズルームのような内装となっており、混雑時以外は好きなフロアを選ぶことができる。
店内を見渡しながら「グッズもたくさん並んでいますね!」と棚に並んだグッズを手に取る中島さん。ピーナッツ カフェではちょっとした土産にもぴったりな「PEANUTS Cafe オリジナルクッキー」(3種類・税抜390円)や、店でも使われている「ピーナッツ カフェ オリジナルプレート」(税抜1200円~)など、約20種類の限定グッズを販売している。「コースターや紙ナフキンなど、さりげなく取り入れられるキッチングッズも多くて、ついつい欲しくなっちゃう。配送してくれるのもうれしいですね」。
グッズをチェックした後は、いよいよ食事タイム!中島さんが選んだのは、ミニバーガーのセット「ザ グースエッグス スライダー」(税抜1800円)と「ハリエットのエンジェルフードケーキ」(税抜950円)、「焼きマシュマロラテ」(税抜800円)の3品。「さっそくいただきます!」と、まずはバーガーをぱくり。
「“ザ・グースエッグス” スライダー」(税抜1800円)は、チャーリー・ブラウンが偶然にもコーチを務めることになったチビッ子たちの野球チーム「ザ・グースエッグス」にちなんだメニュー。ベリーチーズクリームにウォールナッツ&キャロットラペ、ローストビーフ、ハム&チーズと、手のひらサイズのバーガー4種類がセットになっている。それぞれの味は、チームのメンバーをイメージしたもの。「香ばしいバンズはふわっと柔らか。添えられたピーナッツバターが、意外にもバーガーやフライドポテトによくあいます!」。
デザートは、スヌーピーがウッドストックをはじめとする小鳥たちを導いてアウトドア活動をする「ビーグル・スカウト」の話にちなんだ「焼きマシュマロラテ」(税抜800円)と、「ビーグル・スカウト」のメンバー唯一の女の子、ハリエットが得意とする手作りケーキをモチーフにした「ハリエットのエンジェルフードケーキ」(税抜950円)の2品。
「見た目もコミックから出てきたようなかわいらしさ!マシュマロの口溶けが絶妙なラテは、甘口で豆の風味が後をひいてコク深いです。フチに塗られたハチミツの香りとクッキーの食感がポイントですね」。また、「メレンゲをふんだんに使ったふわふわの『ハリエットのエンジェルフードケーキ』はサワークリームとベリーの酸味が効いていて、甘さ控えめな大人の味」と中島さん。
彩り豊かなメニューをたっぷり味わって、中島さんもご満悦。「物語の世界観をリアルに楽しめるのは、キャラクターカフェの醍醐味。店内には作者であるシュルツさんのエピソードやコミックの名シーンも描かれていて、PEANUTSの仲間たちの言葉にほっこりしました。次はコレクターズルームをイメージした2階にも行ってみたいな」。
毎日でも通いたくなる大人のためのピーナッツ カフェ。PEANUTSの仲間たちと一緒に、ゆったりしたカフェタイムを過ごそう。【ウォーカープラス編集部】
金城和子