今年6月に開催されて大好評だった、京阪電車・中之島駅のホームが居酒屋になる「中之島ホーム酒場」が、12月14日(水)から4日間限定で再オープン。さらにパワーアップしたとのことで、早速、驚きの現場に潜入した!
その名の通り、中之島駅のホームが“酒場”になる同イベント。前回は4日間で合計7000人が来場し、ピーク時には入場制限がかかったほど大盛況だった。
前回と同様に、今回も普段は朝しか使っていない3番ホームに専用車両を留置。一部の車内では生ビールや日本酒など、前回よりも種類が増えたアルコールに加え、おでんや天むすなど、京阪沿線の人気店がおつまみを提供する。
各車両の一角は、カウンターテーブルが設置されていて、吊り革片手に立ち飲みが楽しめるほか、車内の座席に座っての利用も可能。また、ホームにも立ち飲み用のテーブルを用意。車両側面には、暖簾や赤提灯も吊るされていて、まさに“居酒屋”といった雰囲気だ。
今回、ホーム酒場として使用される車両は5000系。5つあるドアのうち2つは“ラッシュ時専用”で、ラッシュが終わると上部に収納されていた座席を降ろすという、座席昇降装置を備えた、日本唯一の車両だ。他の電車では見ることができない独特の仕組みなので、乗車した際は収納されている座席の様子を見ることをおすすめ!
普段使っている電車の中でお酒が飲めるという、なかなかないシチュエーションをこの機会に楽しもう!【関西ウォーカー編集部/伊原 薫】
伊原 薫