サッカーのクラブ世界一を決めるFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016の準決勝が、12月15日(木)に神奈川県の横浜国際総合競技場で行われ、ヨーロッパ王者のスペインのレアル・マドリードと北中米カリブ王者のメキシコのクラブ・アメリカが対戦した。
レアル・マドリードがカリム・ベンゼマとクリスティアーノ・ロナウドのゴールで、2-0と勝利を収めた。
2年ぶり2度目の優勝を狙うレアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督は試合後、「今日の結果には満足している」と決勝進出を喜んだ。
「前半はリズムをつかめず、ピッチも硬く感じられた」というように、長距離移動や時差の影響もあってか万全とは言い難い内容。しかし、前後半のアディショナルタイムで2得点し、要所を締めた。「後半は良かったと思う。チャンスも作れたし、クリスティアーノもゴールを決めてくれた」と、安堵した表情で語った。
「状況は複雑だが、選手もプロなのでしっかりと目標を設定して、高いモチベーションで戦っている」という指揮官。開催国代表の日本の鹿島アントラーズと激突する決勝戦は中2日の12月18日(日)に行われるが、「この2日間で疲労を回復して、日曜日は全員がプレーできるように考えたい」と見据える。
「トロフィー獲得は我々の目標なので、ぜひ優勝したい」。穏やかな口調ながら、力強い言葉で、世界一への意欲を示した。【ウォーカープラス編集部/コタニ】
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