クラブW杯決勝進出!レアルのモドリッチ「長旅に慣れることが大変だった」

東京ウォーカー(全国版)

サッカーのクラブ世界一を決めるFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016の準決勝が、12月15日(木)に神奈川県の横浜国際総合競技場で行われ、ヨーロッパ王者のスペインのレアル・マドリードと北中米カリブ王者のメキシコのクラブ・アメリカが対戦した。

レアル・マドリードがカリム・ベンゼマとクリスティアーノ・ロナウドのゴールで、2-0と勝利を収めた。

マン・オブ・ザ・マッチに輝いたルカ・モドリッチは、試合後に「勝利は重要なので結果には満足」と語った。

決勝進出に貢献したモドリッチ(C)新井賢一


90分間を通じて攻守にわたって奮闘したが、「日本の気候に慣れること、長旅に慣れることが大変だった」と、コンディションは万全ではなかった様子。それでも、勘所を押さえたプレーで完封勝利を収め、「2ゴールを挙げて勝ったのは良かったと思う」と喜んだ。

後半アディショナルタイムに奪ったC・ロナウドの追加点では、オフサイドかどうかをめぐって、今大会に試験的に導入されているビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)というビデオ判定が行われた。

得点こそ認められたが、「新しい試みだが、あまり好ましいとは思わない」とモドリッチ。判定中に手持ち無沙汰になってしまうこともあってか、「混乱を起こすのではないか。このシステムについて、僕らはあまり聞いていなかったが、続いてほしいとは思わない」と口にする。

「試合に集中したいし、自分のフットボールをしたい。これはあまり良いシステムではないと思う」と、新システムに懐疑的な言葉を続けた。

なお、2年ぶり2度目の優勝を狙うレアル・マドリードは、12月18日(日)に行われる決勝戦で、開催国代表の日本の鹿島アントラーズと激突する。【ウォーカープラス編集部/コタニ】

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