12月17日より、大井川鐵道(静岡県島田市)で6日間限定のきかんしゃトーマス公式イベント「大井川鐵道 Day out with Thomas クリスマス特別運転2016」がスタート。12月17日から19日、23日(祝)から25日(日)に新金谷駅と千頭駅間の大井川本線を、きかんしゃトーマス号ときかんしゃジェームス号が運行。また、今年はバスのバーティーも初登場し、同区間の道路を走行する。
千頭駅ではクリスマス衣装のキャラクターたちが集まる「きかんしゃトーマスフェア」(小学生以上入場料500円、列車以外で来場の場合は650円)を実施。今回、イベントに先立って行われたプレスデーに動画ファッションマガジン「C CHANNEL」クリッパー(投稿者)の横田彩夏さんが潜入し、体験レポート!
始発の新金谷駅に到着した横田さん。「トーマスに乗れるなんて夢みたい!駅舎も風情があって素敵ですね」とテンションが上がる。
大井川鐵道は、年間で300日以上SLを運転している日本屈指の鉄道会社。そんな同社ときかんしゃトーマスがタッグを組んで誕生したのが、きかんしゃトーマス号ときかんしゃジェームス号だ。2014年に運行を開始して以来、リアルなビジュアルが話題を呼び毎年予約が殺到している。
ホームに到着したきかんしゃトーマス号ときかんしゃジェームス号を前に、横田さんも感動。「小さい頃にアニメで見ていたトーマスに本当に会えるなんて!」。
「これから千頭駅まで、僕と一緒に楽しい旅のはじまりだよ!出発進行!」と、トーマスのアナウンスと共にいよいよ発車。ちなみに、向かう途中には同時に新金谷駅を出発したバスのバーティーと車窓越しに遭遇するお楽しみも。
発車早々、新金谷駅前にあるプラザロコで購入した駅弁「きかんしゃトーマス弁当」(950円)を取り出す横田さん。「海苔巻きがトーマスになってる!エビフライやハンバーグなど、みんなが大好きなおかずばかりですね。パッケージにも仕掛けがあって、子どももよろこびそう」。
駅弁と一緒に買った「きかんしゃトーマスサイダー」(350円)を片手に車窓からの風景も堪能。「のどかな景色に癒されます。並走するバスのバーティーと会えるとテンションが上がりますね!」と、大井川に架かる鉄橋や静岡ならではの茶畑を眺めながらまったり。
1時間20分ほどの旅を終え、あっという間に終点の千頭駅。千頭駅で行われている「きかんしゃトーマスフェア」では、イベント期間中に運行するきかんしゃトーマス号ときかんしゃジェームス号に加え、トーマスの一番の友達であるパーシーと、日本からやってきた蒸気機関車のヒロも登場。停車しているパーシーとヒロは運転台の見学も可能だ。
さらに、同イベントでは転車台できかんしゃトーマス号ときかんしゃジェームス号が方向転換する様子が見られるほか、ディーゼル機関車・ラスティーによる遊覧貨車運転(1名300円)などさまざまな催しも。会場内にはバスのバーティーやいたずら貨車、いじわる貨車も展示されており、見どころがたくさん。
「クリスマスルックのトーマスたちが集合するなんてレアですね!せっかくなので中に入ってみよう」と横田さん。
トーマスたちとの触れ合いを楽しんだら、次はバスロータリーへ。ここでは到着したばかりのバスのバーティーが停車しており、ツアー参加者は無料で中の見学も可能だ。「バスのバーティーもクリスマス仕様ですね!赤い車体なので、よりクリスマスのデコレーションが映えます」。
「きかんしゃトーマス」のキャラクターたちと遊び尽くした横田さん。「とにかくリアルで驚きました!車体も本物なので、蒸気が吹き出す音や動く様子は迫力満点。写真も撮り放題だし、なにより実際に乗車できたのがうれしかったです」。
現在、すでに乗車の申し込みは終了。次の運行は2017年6月スタート(予定)とされているが、2017年1月3日(火)・4日(水)に伊勢丹新宿店で申し込める「夢袋」で、きかんしゃトーマスに乗れる特別イベントの抽選販売が決定!日程は2017年7月20日(木)を予定しており、この日のみトーマスとジェームスが一緒に運行するほか、トーマスの顔ふき(清掃)体験など特別企画も盛りだくさん。いち早く申し込みできるチャンスなのでお見逃しなく。
「大井川鐵道 Day out with Thomas クリスマス特別運転2016」は「きかんしゃトーマス」の人気のキャラクターと一挙に会えるまたとない機会。千頭駅の「きかんしゃトーマスフェア」は乗車しなくても参加できるので、ぜひ立ち寄ってみて。【ウォーカープラス編集部】
金城和子