西友が“850円ジーンズ”発売!大手スーパーの低価格PBジーンズ戦争が激化

東京ウォーカー

西友は9/30、メンズ・レディス向け850円、小学生向け800円、園児向け750円の低価格ジーンズ「みんなのジーンズ」を、全国124 店舗で10/1(木)より一斉発売すると発表した。

ジーユーの“990円ジーンズ”に端を発した低価格ジーンズは、その後8月と9月にイオンとダイエーが相次いで“880円ジーンズ”を発売。イオンのトップバリュのジーンズは10日間で24万本を販売するなど好調だ。今回西友が850円ジーンズを投入することで、大手スーパーのプライベートブランドによる“低価格ジーンズ戦争”が激しさを増すことになる。

「“低価格路線強化策”の一環として、昨今の円高を背景に、親会社ウォルマートのグローバル調達網を活用した商品導入を大幅に拡大します。今年末までに、食品や衣料品など約1100品目を順次発売する予定で、今回はその第一弾となります」と同社。

同社は9/11から、同じくウォルマートグループ傘下の英国発衣料品ブランド「George」の子供服を大幅に拡充している。ファッション性の高いアイテムがTシャツ580円から手に入るというラインナップで、こちらも大きな話題となった。これら低価格でファッション性のある商品を、今後も拡充していく予定だという。

「ウォルマートのネットワークを通じてバングラデシュでの集約生産を実現しました」という今回の850円ジーンズ。しかも小学生800円、園児は750円と3段階での価格展開を用意しているだけに、スーパーの特性を生かしてファミリー層を取り込めそうだ。

いよいよ本格化してきた“低価格ジーンズ”戦争。ファッション性や品質を兼ね備えたリーズナブルなジーンズが、今後も続々と登場してきそうだ。【東京ウォーカー】

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