レアル、クラブ世界一なるか!?セルヒオ・ラモス「ジダン監督にタイトルを取らせたい」

東京ウォーカー(全国版)

サッカーのFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016の決勝が、12月18日(日)に神奈川県の横浜国際総合競技場で行われる。

クラブ世界一をかけて、ヨーロッパ王者のスペインのレアル・マドリードと、開催国代表の日本の鹿島アントラーズが激突する。

レアル・マドリードのキャプテンを務めるセルヒオ・ラモスは、17日(土)に記者会見に出席。「ユニフォームの胸にタイトルを取った証をつけたい。カップを取りたい」と、クラブ世界一へ意欲を見せた。

準決勝は欠場したセルヒオ・ラモス(C)新井賢一


これまでも多くの優勝を経験してきたセルヒオ・ラモスだが、「目の前にタイトル獲得のチャンスがあれば、必ず手に入れたい」とタイトルへの意欲は全く衰えない様子。ヨーロッパ王者を決めるチャンピオンズリーグを勝ち抜いて出場しているだけに、「長い道のりをかけてクラブW杯まできた。だからぜひ勝ちたい」と口にする。

15日(木)に行われた準決勝を欠場したが、決勝前日の練習には参加。状態を問われると、「明日は監督に必要とされれば、ぜひ出場したい」とアピールした。

会見に同席したジネディーヌ・ジダン監督も、「我々のキャプテンだ。コンディションは上がっていて、今日は練習にも参加した。力は必要だし、ピッチにいると思う。問題なく参加できることを祈っている」と、決勝での起用を示唆した。

チーム全体としても準決勝から中2日での試合となるが、セルヒオ・ラモスは「フィジカルはとてもいいし、回復している」と他選手の状況について明かす。「スタッフも気を使ってくれたし、まったく問題はない」と、コンディション面での不安はない様子だった。

勝利すれば2年ぶり2度目の優勝となる。決戦に向けて、「モチベーションは高い。ロッカールームの雰囲気もいい。自分たちの実力を最大限に発揮することが重要。このチームはタイトルも取っているし、素晴らしい選手がそろっている。監督も名将だ」と、ポジティブな要素を列挙した。

「全員の力を合わせて試合に臨む。監督は選手時代にも素晴らしいキャリアを残してきているので、監督としてもタイトルを取らせてあげたい」と、殊勝に語った。

ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドをはじめ、各国代表選手がそろうレアル・マドリード。スーパースター軍団を束ねるキャプテンのプレーに注目してみよう。【ウォーカープラス編集部/コタニ】

コタニ

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