タイトル尽くしのC・ロナウド「完璧な1年。とてもハッピー」

東京ウォーカー(全国版)

サッカーのFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016の決勝が、12月18日(日)に神奈川県の横浜国際総合競技場で行われた。

ヨーロッパ王者のスペインのレアル・マドリードと、開催国代表の日本の鹿島アントラーズが激突。レアル・マドリードが、延長戦にもつれる大熱戦を4-2で制した。

ハットトリックでクラブ世界一に導いたC・ロナウド(C)新井賢一


大会最優秀選手のゴールデンボールには、60分と延長前半8分、同14分に得点し、ハットトリックを達成したレアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウドが選ばれた。「完璧な1年の締めくくりができたから、とてもハッピー」と喜びを語っている。

C・ロナウドにとって、タイトルを総なめした1年。春から夏にかけて、レアル・マドリードでチャンピオンズリーグを獲得し、ポルトガル代表でもユーロ2016で初優勝を達成した。

個人としても、12月12日(月)に、年間最優秀選手賞である「バロンドール」に輝いている。そして、今年の締めくくりとしてクラブ世界一となり、大会最優秀選手にも選ばれた。

自身も「今年は忘れがたい1年」と笑顔でコメント。「どれが一番嬉しいかと言われても難しい」としながらも、「ポルトガル代表での優勝は特別な感慨があった」と振り返った。

スターの宿命か、注目を集めるとともに、様々な批判も受けることもある。しかし、当の本人は「口数の多い人もいるから、色々言われていることには慣れている。いつもピッチでのことを考えているし、10年間プレーしている」と、全く意に介していない様子。タイトル尽くしの1年を終えたかと思えば、「自分の仕事をやり続けるだけで、試合を楽しんで、そしてタイトルをどんどん獲っていきたい」とも口にする。

日本語で「ありがとう」と口にしながら会見場から立ち去ったスーパースターは、まだまだと言わんばかりにさらなる勝利を欲していた。【ウォーカープラス編集部/コタニ】

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