北海道の南端にある小さな町「木古内(きこない)町」で行列ができるパン屋さん「コッぺん道土」が、道外初のアンテナショップとして横浜市青葉区にコッペパン専門店「コッペんどっと 市が尾店」を12月17日オープン。ここ1~2年でひそかなブームとなっている神奈川のコッペパン専門店をチェックしてみた!
おかずコッペやおやつコッペなど常時30種類がラインアップ
コッペパンは冷凍保存などをいっさい行わず、日々焼きたてが味わえる。北海道産小麦を使ったふわふわ食感のパンにぎっしり詰められる総菜やフルーツなどはおやつ系・総菜系を合わせて約30種類。「みそぎの塩クリーム」(205円※16年12月23日現在)は、やさしい甘さのミルククリームに、木古内町名産のみそぎの塩がアクセントになった、甘さと塩加減のバランスが絶妙なおやつコッペ。このほか毎日数量限定で販売されるパンも3種類用意。木古内町の老舗和菓子店によるあんこを用いた「木古内 末廣庵の粒あんコッペ」(324円)や、木古内町の特産品のはこだて和牛を使用した「木古内産はこだて和牛のコロッケ コッペ」(648円)、「木古内町レストラン どうなんdes」シェフの自家製コンビーフを用いた「自家製コンビーフ&チーズ」(324円)など北海道の味が手軽に味わえる。
神奈川で人気のコッペパン専門店をチェック
発売中の「横浜ウォーカー」最新号(1月増刊号)の連載「ハマのおやつ」でもコッペパン専門店を紹介している。16年に4月にオープンしたばかりの、根岸にある「パン屋のオヤジ」(写真)は、1日に約500個を売り上げるという人気店。自社農園で栽培した野菜やフルーツなどをはさみ、おやつ系・総菜系を合わせて約100種類150~300円ものコッペパンが味わえる。テラス席ではフレーバーティーの無料サービスも行っており、カフェのように利用するのもよさそう。このほか、神大寺の人気店「ル・ミトロン」が手掛ける、横浜市神奈川区にある「ル・ミトロン・コッペ」や、横浜市港北区にある「パンの田島 綱島店」などコッペパン専門店が人気を集めている。
お手ごろな価格で食べ応えもあり、どこか懐かしい味わいのコッペパン。バターとあんこをサンドしたシンプルなものから、フルーツをたっぷり使った見た目もオシャレなタイプまでさまざま。ランチはもちろん、おやつや朝食など、気分や用途に合わせて選べるのが魅力だ。各店のこだわりの味を巡って食べ比べてみるのもいいかも!【横浜ウォーカー】
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田口亜弥