業界的にも活発なチルド飲料だが、その中でも今好調なのはファミリーマートの「あじわい Famima Cafe」シリーズ。今年4月に発売を開始し、8月末には累計販売数が3000万本を突破したという、ファミマの看板商品だ。
製造から流通・販売に至るまで冷蔵状態で管理するチルド飲料ならではのおいしさに加え、シーズンごとに発売しているシリーズのラインナップも豊富で、今まで発売した新商品は50種以上。
「コーヒーや紅茶といった定番だけでなく、『チョコバナナドリンク』(148円)や『飲むこんにゃく0カロリーピーチ』(178円)といった、果汁飲料やデザート飲料が豊富なところも人気の要因ではないでしょうか」と、広報も予想以上の人気に驚きながらも分析している。
ちなみに、シリーズの中で1番人気は「タピオカミルクティー」(238円)。次いで「クリームが入ったココアラテ」(158円)、「クリーミーなカフェラテ」(175円)が2位、3位と続く。カフェでしか飲めなかったようなこだわりのドリンクが、200円前後というお手頃価格で楽しめることが、女性を中心に受けているようだ。
現在は「デザート飲料」が人気の「あじわい Famima Cafe」シリーズだが、ついに10/12(火)、シリーズ初となる“野菜フルーツジュース”が発売になるという。
トマト、ニンジンをベースに、16種類の野菜汁62%とリンゴやレモンの果汁38%をミックスした「あじわい Famima Cafe 自然な甘みの野菜・果実100」(168円)は、紙パックの野菜フルーツジュースにはない“とろ〜り”とした食感が特徴。「チルド飲料だからできる“リアルな食感”を目指しました」と、商品担当も自信の笑み。
次々と新商品が発売になる「あじわい Famima Cafe」シリーズ、今回の“野菜フルーツジュース”に続き、次はどのような商品が“チルド飲料”として登場するか楽しみなところだ。 【東京ウォーカー】