大迫力の四天王が、夜の古都に幻想的に浮かび上がる!奈良大立山まつり

関西ウォーカー

世界文化遺産の平城宮跡で行われる一大イベント「奈良大立山まつり」が、1月25日(水)~29日(日)に平城宮跡で開催される。

高さ約7m、巨大な山車の大立山が4基そろい、無病息災を祈願する「奈良大立山まつり」


高さ約7m、巨大な山車「大立山」が4基そろい、無病息災を祈願する。県内各地の伝統行事のお披露目や、あったかもんグランプリなどもあり、新春の奈良を盛り上げる。

<見どころ1>四天王がそろい踏み会場内を練り歩く


【写真を見る】太鼓の音や笛の音が響き、演奏と共にライトアップされた大立山が大極殿前を練り歩く


持国天、増長天、広目天、多聞天の四天王をモチーフにした高さ約7mの山車が、一年の無病息災を祈願して会場を練り歩く。それぞれに奈良の四季をイメージした装飾が施され、まるで絵巻物のよう。

東西南北の各方位を護る四天王


東西南北の各方位を護る四天王。太鼓の音や笛の音が響き、演奏と共にライトアップされた大立山が大極殿前を練り歩く姿は圧巻!

<見どころ2>連綿と続く奈良の伝統行事が一堂に見られる絶好の機会


御所市・鴨都波神社のススキ提灯献灯行事や東吉野村の小川祭など、県内の伝統行事が集合


御所市・鴨都波(かもつば)神社のススキ提灯献灯行事や東吉野村の小川祭など、県内の伝統行事が集合。地域で受け継がれる伝統行事を披露する。

<見どころ3>各地の伝統行事の披露は見やすい特設ステージで実施


各地の団体が繰り広げる伝統行事は、大極殿前に設置された特別ステージで行われる


各地の団体が繰り広げる伝統行事は、大極殿前に設置された特別ステージで行われる。スケジュールはホームページ(http://ootateyama.jp/)などに掲載されるので、気になる行事を事前にチェックしよう。

<見どころ4>寒い夜に心からあったまる「あったかもんグランプリ」


奈良県にある39のすべての市町村から、趣向をこらしたあったかグルメが登場


今年で4回目の「あったかもんグランプリ」は1月27日(金)~29日(日)に開催<25日(水)・26(木)は「大立山もてなし市」となる(メニュー、料金変更)>。西側エリアに、奈良県のあったかいグルメが大集合。奈良市の焼き鳥おでんや三郷町のつくね汁、橿原市の献上飛鳥鍋など、郷土料理から変わり種まで、ご当地グルメを味わおう!

1月27日(金)~29日(日)の「あったかもんグランプリ」では、どのメニューも1食400円で食べられるので、ご当地の味を食べ比べてみて!


奈良県内39のすべての市町村から、趣向をこらしたあったかグルメが登場し、どのメニューも1食400円で食べられるので、ご当地の味を食べ比べてみて!

<見どころ5>懐かしさが魅力のこども縁日を開催


子どもたちも楽しめるようにと、今年から「こども縁日」が開催される。どこか懐かしい雰囲気なので、子どもだけでなく大人も見応え十分。お子さんと一緒に、寒さを忘れて一日たっぷり満喫しよう。

同日開催の「若草山焼き」「春日の大とんど」も注目!


「若草山焼き」の花火は、県内最大級の尺球を打ち上げるため、冬の花火大会としても人気!(※長時間露光による撮影で実際の見え方とは異なる)


若草山山上にある古墳の霊を鎮めるために始まったという説もある「若草山焼き」は、1月28日(土)<※点火不能の場合は29日(日)>開催。約600発の花火が打ち上げられたあとに、33万平方メートルの草地にいっせいに火をつけて山を焼く。冬の夜空に山の輪郭が浮かび上がる姿は圧倒的な美しさ。

また、同じく1月28日(土)<※雨天の場合は29日(日)>には、「春日の大とんど」が開催。春日大社の飛火野に設置された高さ約3mの火炉に、正月に納められた古いお札やお守り、しめ縄飾りなどをたき上げる。無病息災や五穀豊穣などを祈願し、炎が高く上がるほどご利益があるとされる。お守りなどは当日持込も可能。【関西ウォーカー編集部】

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