08年10/14(火)より、天神・新天町商店街「ギャラリー風」で、福岡のクリエイター集団「〜ぺ(にょろぺ)」によるグループ展が開催される。色をテーマに、16人のアーティストたちが自由に創作・展示するもので、「蒼(あお)」「紅(あか)」に続き3回目となる今回のカラーは、「緑」。参加者の一人でイラストレーター兼デザイナーの川畑竜也さんが、「色を題材にしたのは、とにかくわかりやすいし、表現するものをストレートに伝えられるから。同じ色でも人によって捉え方はいろいろなので、その違いを感じてほしい」と語るように、創作物は、グラフィックから、写真、クラフト、陶器、ガラス細工など多種にわたり、表現者も、デザイナー、コピーライター、編集者、空間プロデューサーなどさまざまだ。
「“芸術”と固くとらえるのではなく、気軽に触れて親しんでほしいんです」(川畑)、との思いから、普通の視点で感じたことを身近なもので表現し、作品をモチーフにしたポストカードやグッズ販売など、子供から大人まで楽しめる空間を心がけている。また、最終日には、福岡県・中間市を中心に活動している「なかま市民吹奏楽団“S・O・B”」選抜ユニットによる木管アンサンブルのミニコンサートも開催。「おお牧場はみどり」「グリーンスリーブス」のおなじみの名曲から、「プレイバックPart2」「風になりたい」など“緑”に関連した曲を披露する。
ゆっくりと秋も深まりつつある休日の午後、いろんな“アートな緑”を感じてみるのはいかがでしょう。
【九州ウォーカー編集部/飯尾 賢】