東海地区を中心に全7店舗を有し、各店舗1日に1000〜3000個を売り上げる人気パン「天使のチョコリング」が、東京に上陸。販売するベーカリー「Heart Bread ANTIQUE 銀座本店」が15日(木)、16(金)のオープン前にプレオープンした。
「天使のチョコリング」は、高級チョコチップとローストしたクルミをデニッシュ生地に混ぜ込んで焼き上げた、直径18cm(Mサイズ)もあるリング形のパン。若干27歳のオーナー・田島信也さんが20歳の若さで独立開業したころからのメニューで、改良を重ねていくうちにそのおいしさがクチコミで広がり、約3年前に名古屋で大ブレイクした。
プレオープンで記者は、実際に「天使のチョコリング」を食べてみたが、ひと口食べてサックサクのデニッシュ生地に感動! そして贅沢なほどにたっぷり入った、ほろ苦いチョコチップがピッタリ合う。時々クルミがころりんっと顔を出して食感と風味にアクセントを加えてくれるのもいい。そのままでもおいしいが、オーブントースターなどで温めるとチョコが少し溶け、生地もサクサク感がアップしてオススメだ。2階にあるカフェでは、温かい天使のチョコリングにアイスクリームなどが添えられた「天使のチョコリングプレート」(800円)も味わえる。
もともとは名古屋の中心地から車で約1時間の郊外にある、約15坪の町の小さなパン屋さんだった同店。しかし「天使のチョコリング」がクチコミで行列を作るようになるとメディアでも取り上げられ、連日完売となる看板メニューに。今月7日に横浜店をオープンし、今回の銀座本店を含む7店舗を構えるほどの人気店に成長した。もちろんクロワッサンやクロックムッシュなどほかのパンも人気だ。
プランタン銀座の1本裏の道にオープンした、ベーカリー。「天使のチョコリング」はMサイズ(直径約18cm)が500円、Sサイズ(直径約15cm)は400円で販売。ぜひ1度、味わって、クチコミで人気となったその実力を確かめてみて。【東京ウォーカー】