1月21日より全国ロードショー映画「新宿スワンII」のイベントが、1月15日に大阪・道頓堀のとんぼりリバーウォークにて開催され、主演の綾野剛がサプライズ登場した。
本作は、歌舞伎町のスカウトマンたちの攻防を描き、大ヒットを記録した人気コミックが原作の映画「新宿スワン」の続編。原作でも人気の高い“横浜王国編”をベースに、横浜進出を狙う新宿バーストと逆に新宿を手に入れようとする横浜ウィザードの全面戦争が描かれる。前作に引き続き、主人公・白鳥龍彦を綾野剛が演じている。
イベントの開催告知は、開始のわずか1時間前だったにも関わらず、約6000人のファンが集結。粉雪が舞う寒空の中、ロックバンド・MAN WITH A MISSIONが手掛けた主題歌「Dead End in Tokyo」が爆音で鳴り響くと、道頓堀川を船にのって綾野剛が登場！グリコサインの真正面に設置された、8メートルにもなるド迫力の巨大龍彦像の前に船が止まり、映画の大ヒット祈願イベントが行われた。
巨大龍彦像について、綾野は「前回は新宿に設置されていたんですけど、“今回はどうする？”という話になった時に、“大阪がいい！”とお願いしたんです」と設置の経緯を明かした。続けて、大阪ミナミのシンボルともいえるグリコサインを眺めながら、「やっぱり道頓堀のグリコサインは凄いですね！カッコいい！」と興奮した様子をみせ、すかさずグリコポーズを披露！これには観客もとびきりの歓声で応え、興奮と喜びをみせていた。
また、本作に込めた想いを聞かれた綾野は、「続編のつもりで撮っていたんですけど、前回の新宿から横浜に舞台が移り、浅野忠信さんをはじめ新キャストを迎えたので、“続編でなく新章”だなと思って挑みました。やはり浅野忠信さんは世界で勝負されている役者さんなので、圧倒的でしたね。アクションについては、前回と違って今回は“魅せるアクション”を意識しているので、エンターテインメント性を強めています」と、パワーアップした作品の魅力をアピールした。
そしてイベント最後には、綾野による「映画『新宿スワンII』いくぞぉおー！！」の掛け声で、2017年のトリ年に“白鳥”龍彦登場にちなみ、“永久(とわ)に”という意味を込めた10羽の希望の白いハトが大ヒットを祈願して放たれた。途中、音響トラブルでBGMが止まってしまうハプニングもなんのその。綾野の柔軟な対応と観客の熱気で、なんなく乗り越え、綾野も「大阪の皆さんは温かいので、ハプニングも喜んでくれて嬉しい！」と笑顔をみせた。最後に、「お祭り映画として、ぜひ劇場で楽しんでいただけたらと思います！」と締めくくった。
映画「新宿スワンII」は、1月21日(土)よりTOHOシネマズなんば他、全国の上映劇場にて公開される。また、巨大龍彦像は1月22日(日)まで道頓堀に設置される。
【関西ウォーカー編集部】
大西健斗