1月28日(土)~2月11日(祝)の期間、横浜・中華街は、旧正月を盛大に祝う「春節」イベントが開催される。龍舞や獅子舞、皇帝衣装のパレードが行われ、1年で最も中華街が盛り上がる。さて、中華街を訪れたら旨いものも味わいたいもの。そこで、昨年1年間にオープンした店舗と、そのシェフオススメの料理を紹介する。
龍海飯店 大通り店
四川・広東料理を中心とした料理が楽しめる。食べ放題88品で1,814円コースもあるが、フカヒレや北京ダックなど、146品がすべて食べ放題になる2,678円コースも。丁寧に下処理したプリプリのエビに特製ソースが絡むエビチリは必食の一品。2フロアあり、6名から利用可能な個室も用意されている。個室利用の場合は喫煙も可能だ。
横浜中華街 四川麻婆
四川の伝統を受け継いだ料理を中心に、多彩な味が楽しめる。四川の辛味と旨味のハーモニーを汗をかきながら食べよう。看板メニューの「陳麻婆豆腐」(1,383円)は、中国の香辛料と山椒のしびれる辛さがクセになる。辛さが苦手な人には「麻婆豆腐」(1,059円)も用意するほか、辛さをだいぶ抑えサッパリとした塩味が好評の「白麻婆豆腐」(1,491円)もある。
小籠包専門店 萬源酒家
豚肉小籠包をはじめ、できたて料理が食べ放題の店。80品(1,814円)だが、138品(2,678円)コースも用意する。「小籠包」は国産豚肉にゼラチン状のコラーゲンを合わせたあんを包みこんだ一品。店内はゆったりしており、混雑時でなければ2人から個室利用も可能だ。
華錦飯店 新館
中華街で19年続く「華錦鮮魚店」が営む店。肉や野菜、点心もあるが、注目すべきは毎日築地から仕入れる鮮度のいい魚介を使った海鮮中華料理。旨味を凝縮した貝をさっぱりと仕上げた「白貝の葱生姜炒め」(1,404円)は、ぜひチェックしたい一品。日替り鮮魚定食も1,200円とリーズナブルだ。
広東料理 南粤美食
広東料理と香港料理が中心の店。素材にこだわり、丁寧に食材を仕込むことで生まれる旨味の詰まった個性的な料理が食べられる。オーダー後に作り始める釜飯はおこげもあり、どこか懐かしい味わいだ。丸鶏の塩蒸し焼き(1羽1,200円)は、自家製ダレのコクがクセになる。1羽まるごと、という方には半羽(600円)も用意する。
横浜中華街に訪れた際は、春節と共に、新店の味を楽しまれてはいかが【詳細は1月20日発売の横浜ウォーカー2月号に掲載】
クリタタカシ