“仏像ブーム”巻き起こした「阿修羅」が興福寺に帰還

関西ウォーカー

美少年のような表情で全国のファンを魅了し、“仏像ブーム”を作り出した仏像界の“トップアイドル”阿修羅像(国宝)が10/17(土)、奈良の興福寺に戻ってくる。

興福寺では、11/23(祝)まで「興福寺国宝特別公開2009−お堂でみる阿修羅−」を開催。“お堂でみる阿修羅”として、史上初となる仮金堂での拝観となる。普段国宝館ではガラスケース内の展示だが、堂内ではケースなしの露出安置となるため、よりリアルな阿修羅を感じることができそう。

また、本格的な照明デザインにも注目。阿修羅を照らすのは、九州でのライティングも担当した照明デザイナー・池田英雄氏。より美しく、荘厳な雰囲気を味わって。

そのほか、現存する天平乾漆像14体も一挙公開するなど、天平のスターが勢ぞろい。「阿修羅Tシャツ」(2500円)や「阿修羅クリアファイル」(315円)など、阿修羅グッズも見逃せない。

東京、九州と巡回し、入場者数が合計160万人を突破するなど空前の大ブームとなった阿修羅像。美しいその姿を、博物館ではなくお堂で見てみては。【詳細は関西ウォーカー10/6発売号に掲載】

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