瀬戸焼振興協会と瀬戸商工会議所は、瀬戸焼の魅力を訴求する、瀬戸焼ブランド発表会「made in Seto」を、2月10日(金)、11日(土)の2日間、JPタワーKITTE1階アトリウムにて開催する。2月10日(金)11時からは、オープニングセレモニーおよびメディア向け内覧会を催す。
本イベントは、窯元やメーカー、卸事業者などの組合が一体となって瀬戸焼と瀬戸市の魅力を発信し、地場産業の活性化を図ることを目的に、2014年から始まった。第3回目の今回は、テーブルウェアや陶磁器でできた人形など多種多様な瀬戸焼を、高さ約3メートルのピラミッド状の什器に陳列する。この展示は、「せともの」のまち愛知県瀬戸市で毎年恒例である「陶のまち瀬戸のお雛めぐり」において、陶磁製ひな人形を展示する方法。本イベントでは瀬戸市ならではの象徴的なモチーフに、バラエティ豊かな瀬戸焼を展示することで、新たな魅力を発信する。東京で巨大ひな壇を用いて、ひな人形以外の陶器、磁器、セトノベルティ(陶磁製人形)を展示するのは、今回が初の試みとなる。
出展は、BEAMS JAPANなどとコラボ実績のある株式会社中外陶園を始め、ユニークでデザイン性の高い商品を多数販売する株式会社セラミックジャパン、高い型の職人技を生かした独自技術を持つエム・エム・ヨシハシなど、前回の約2倍となる41社が参加する。このほか、瀬戸焼の質感を身近に感じていただける「瀬戸焼ギャラリー」、気鋭のデザイナーとのコラボレーションプロジェクトの成果発表、瀬戸の街の魅力を紹介する「せとまちブランディング」のコーナーなどで、瀬戸焼と瀬戸市の魅力を伝えていく。数多くの魅力的な瀬戸焼が並ぶイベント、ぜひ足を運んでみてはいかが。【ウォーカープラス編集部/米木】
米木