“KYカカクヤスク”のスローガンを掲げるスーパー、西友が昨年の12/4から導入してきた「他社チラシ価格照合制度」。これまでカタログ商品など一部を除外としてきたが、19日、今回初めて、そのカタログ商品となる「お歳暮」556品目すべてを対象とすることを発表した。
「他社チラシ価格照合制度」は、西友の店頭価格より他店のチラシ広告商品が安い場合にそのチラシを店頭に持っていくと、その安い値段にあわせて販売してくれるというもの(インターネット販売を除く)。ギフトでカタログ商品全品を対象とするのは今回が初めてのことだ。
この制度を導入した当初、スーパーでは初の試みとして話題となった。「親会社のウォルマートで実施していた制度を、地域で一番安い店を目指して導入したのが始まりです」と同社広報。規格外商品など自分用ギフトや少人数用商品など、お歳暮商戦に各社趣向を凝らした品揃えで臨む中、西友はあくまで“価格”で勝負に出たようだ。
また、北海道根室産新巻鮭姿切身(M)を5250円から4980円に、長野産ふじ(約3.3kg)を4500円から3980円にと、昨年よりも低価格化を実現。しかも期間限定の15%割引の対象期間も昨年より約1週間長い、12/16(水)まで延長する。期間限定割引が12月まで、しかも15%という大幅割引を行うという他社にない安さは、お財布事情が厳しくなる年末にはうれしいかぎり。
お歳暮の受注期間は10/22(木)〜12/31(木)、西友・LIVIN・サニーの372店舗で行う。これまで地上デジタルチューナー4980円、ジーンズ850円、紳士セットアップスーツ5000円と、破壊的な安さの商品を同社が、お歳暮でも“カカクヤスク”の精神を貫き、競合他社を圧倒する構えだ。
カタログを見比べつつ、ベストなお歳暮探しをしてみては。【東京ウォーカー】