面構 片岡球子展 たちむかう絵画

日本画家の片岡球子の代表作である「面構」シリーズを一堂に紹介する初の展覧会。片岡球子は1905年北海道札幌市に生まれ、女子美術専門学校を卒業後、神奈川県で高等小学校に勤務しながら創作を続けた人物。今回の展示会は、シリーズ作品43点に加え、初公開の小下図もあわせて紹介。25歳で院展に初入選し、61歳で愛知県立芸術大学の教授に就任するまでの36年間、さまざまな歴史上の人物を片岡独自の解釈で表現した「面構」シリーズを観覧できる。