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石巻市博物館企画展 「石巻の板碑－調査の記録をたどる－」
長年積み重ねられてきた、石巻の板碑調査をたどる
鎌倉時代から戦国時代にかけて立てられた石製の供養塔、板碑。全国屈指の板碑密集地帯の石巻にある石巻市博物館で企画展が開催。館蔵の板碑や拓本、複製などから、多様なカタチを持つ石巻の板碑をひも解き、その特徴に迫る。また、自治体史編纂等の過程で作成された板碑調査の記録をたどり、震災後の調査成果を紹介するなど、板碑調査のいまを知ることができる。
見どころ
今回の展示では、長塩谷板碑、高木観音堂板碑、鹿妻専称廃寺跡出土板碑、旧石巻文化センター資料(板碑拓本、板碑複製)、旧河北地区教育委員会資料、文応元年銘板碑(石巻市 高徳寺蔵)、阿弥陀三尊図像板碑(石巻市香積寺蔵)、雄島周辺海底採集板碑(松島町 瑞巌寺宝物館蔵)、緑泥片岩製長禄四年銘板碑(仙台市 長徳寺蔵)などが並ぶ。板碑の密集地帯である石巻だからこそ展示できる多種多様な板碑から、歴史を感じるひとときを楽しめる。
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