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プライム企画展「紅と藍 ―くらしを彩る― 」
「くらしを彩る」文化に注目する展覧会
山形県の県花「紅花」は、日本遺産、日本農業遺産の相次ぐ認定が示すとおり、山形が誇る伝統文化であり、かつて山形を支えた伝統産業だ。「紅花」への関心が高まるなか、日本古来の伝統色の中で、特に江戸時代中期以降、富裕層のみが手にすることができた「紅色」に対し、庶民の日常まで普及していたのが「藍色」。ともに山形で生産されながら、「紅花」は豪商の手を経て上方や江戸で加工された後に全国規模で流通し、山辺を主な産地とする「葉藍」は地元で人々のくらしを支えていた。本展示会は、山形の伝統的染色文化を歴史的・民俗的視点で紹介するほか、伝統色の不思議にも科学的視点で迫り、今も昔も変わらず私たちの「くらしを彩る」文化に注目する。
見どころ
【Ⅰ期】9月25日(土)~10月17日(日)【Ⅱ期】10月20日(水)~11月14(日)【Ⅲ期】11月17日(水)~12 月12日(日) ※展示替えのため10月19日(火)、11月16日(火)は閉展。 Ⅰ期~Ⅲ期(全期間共通展示):紅花栽培の歴史や藍染の歴史について紹介、Ⅰ期「絵画でたどる生産から流通」、Ⅱ期「くらしを彩る染色の昔と今」、Ⅲ期「山形から全国へ、商人たちの活躍」
混雑する時間の目安
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