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吉阪隆正展 ひげから地球へ、パノラみる
建築家・吉阪隆正の活動の全体像に触れる公立美術館初の展覧会
戦後復興期から1980年まで活躍した東京都出身の建築家、吉阪隆正(1917-1980)。文部大臣芸術選奨(美術)を受賞した《ヴェネチア・ビエンナーレ日本館》、日本建築学会賞を受賞した《アテネ・フランセ》、東京都選定歴史的建造物に指定された《大学セミナー・ハウス 本館》などを手掛け、コンクリートによる彫塑的な造形を持った独特の建築で知られる吉阪の展覧会が開催される。建築だけでなく、教育者、登山家、冒険家、文明批評家など多彩な顔を持ち、地球を駆け巡った彼の活動の全体像に触れる内容になっている。
見どころ
時代やテーマによって7章で構成される本展。建築を中心とした領域横断的な活動を展開した吉阪隆正の「人」に迫るほか、「吉阪隆正+U研究室」による建築作品の構造模型、現場写真、図面などから30の建築とプロジェクトを紹介。また、スケッチ、原稿、ノート、写真など、彼の創造の源泉となる資料も多数展示される。
混雑する時間の目安
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