【禁断】イケメン歯科医が患者の女性に恋?「不安を与えない治療」がモットーの歯科医が挙動不審になった理由【作者に聞いた】

「手の描き方が美しすぎる!」と話題の漫画家・小菊路よう (@TheeKick) さんが、今回描くのは〈腕のお化け〉の話。

仕事に悩み、疲れてしまった会社員・梅さんがうまく寝つけずにいると、目の前になんとスパダリ(スーパーダーリン)同然の万能でマッチョな〈腕のお化け〉が現れた!

今回のお話の舞台は「歯医者」です。歯科医院に通う梅さんと、彼女を背後から震えながら見守る腕のお化け・カイさん。霊感のある白井歯科医は、梅さんではなくその背後で怯えるカイさんを見て、自らのモットー「不安を与えない治療」に磨きをかけようと向上心を持って日々研鑽に励んでいます。今回は、どうやら治療の最終日のようです。


ぬいぐるみを抱きしめて震えるのは…?

――梅さんの後ろで不安そうに歯のぬいぐるみを抱きしめて震えるマッチョな腕のお化け・カイさん、とてもかわいかったです。歯のぬいぐるみは歯科医院の治療室の棚の上にあるもののようですが、毎回定位置に置いて帰っているのでしょうか?

小菊路ようさん(以下:小菊路よう):おそらく元の位置に戻していると思います。何なら、棚の上の埃とかもちょっと拭いてあげている可能性もあります。

23話P1-1漫画=小菊路よう

23話P1-2漫画=小菊路よう

23話P1-3漫画=小菊路よう


――前回の歯科医編では、麻酔をして歯を削るようなシーンがありました。今日が診療最終日のようですが、梅さんはどこの歯が虫歯になっていたのでしょうか?

小菊路よう:親知らず周辺の磨きにくい奥の歯あたりでしょうか。

23話P2-1漫画=小菊路よう

23話P2-2漫画=小菊路よう

23話P2-3漫画=小菊路よう


――腕のお化け・カイさんが怖がらないようにと、最新機材を導入したり、速く・正確な治療法を勉強していた白井歯科医。彼のプロフェッショナル精神はどこからくるのでしょうか?

小菊路よう:白井先生は祖父の代から続く白井デンタルクリニックの院長という設定です。この地域の人たちがずっと通い続けるクリニックとして、少なくとも先代よりレベルを落とした治療はできないと考えているはずです。技術を信頼して通ってくれる患者さんのために、これが白井歯科医が頑張る一番の理由だと思います。ただ、白井個人としてはその努力を知ってほしい…褒めてほしいという無意識の願望もあるのかもしれません。

23話P3-1漫画=小菊路よう

23話P3-2漫画=小菊路よう

23話P3-3漫画=小菊路よう


――歯科医院の待合室には、子どもから若めのサラリーマン、お婆ちゃんなどさまざまな年代の人が描かれています。年齢の違うキャラクターの描き分けはどのように工夫されていますか?

小菊路よう:小さなお子さんは手足をピン!と伸ばすような元気のよいポーズを誇張することが多いです。中年以上の方々を描くのは難しくて試行錯誤中なのですが、最近は輪郭を四角く描くように意識するようにしていて、それはうまくいっている気がしています。

23話P4-1漫画=小菊路よう

23話P4-2漫画=小菊路よう

23話P4-3漫画=小菊路よう


――腕のお化けが視えない歯科助手と患者たちが、「白井歯科医は梅さんのことが好き」と誤解をして一致団結する様子が描かれています。白井歯科医は梅さんに「お待ちしています!」と言いつつ、腕のお化けが来ることを期待しているのだと思います。最終日にカイさんが梅さんと一緒に訪れなかったのはなぜでしょうか?

小菊路よう:大々的な家のお掃除をしていたか…お得な特売に行っていたか…また脱走した猫を探していたか…。理由はいろいろありそうですが、読んだ方の想像におまかせします。

23話P5-1漫画=小菊路よう

23話P5-2漫画=小菊路よう

23話P6-1漫画=小菊路よう

23話P6-2漫画=小菊路よう


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