新型コロナウイルス感染拡大の影響で営業自粛が続き、飲食店も未曾有の危機に直面。そんななか、お気に入りの飲食店を応援するために“今”できることはないだろうか――。そういった思いを形にするべく実施されているクラウドファンディングプロジェクト「BUY LOCAL nagoya」が名古屋で注目されている。
お気に入りの飲食店を“先払い”で応援!
クラウドファンディングとは、インターネット上で自身の活動や思いを伝えることで支援者を募り、少額ずつ資金を調達する仕組み。「BUY LOCAL nagoya」は、参加店舗の中から支援したい店と任意の支援額(3000円〜)を選び、この事態の収束後に使用可能な金券をオンラインで購入するシステムだ。金券は2020年6月10日(水)以降に、支援した店舗で受け取ることができる。
この取り組みがSNSなどで話題を呼び、スタートからわずか5日間で支援額は500万円を突破!当然ながら、支援額が増えれば増えるほど店舗の売り上げとなる。プロジェクトは5月29日(金)まで実施される予定だ。
行きつけの店を守りたい!という思いでスタート
このプロジェクトを立ち上げたのは、名古屋市内でまちづくりや防災、デザイン事業を営む企業「R-pro(アールプロ)」代表の岡本ナオトさん。まちづくりの一環として、クラウドファンディングのサポートも行っている。
岡本さんが新型コロナウイルスの影響に関係する支援策を考えるようになったのは、3月上旬のこと。