【漫画】息子に投げられた「特別支援級だな、顔が変」の言葉 偏見が消えぬ世界と激しい怒りの間で答えを探す

東京ウォーカー(全国版)

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看護師でありシングルマザーであるまゆんさん(@mayun4311)。自閉スペクトラム症があり特別支援学級に在籍する小学6年生の息子・太郎くんとの暮らしを漫画にし、Instagramで配信。さまざまな出来事を、まゆんさんと太郎くんが一緒に乗り越えていく姿に共感の声が多く届いている。ウォーカープラスでは「自閉スペクトラム症の太郎とやさしい世界」と題し、まゆんさん一家の何気ない日常を、描き下ろしの新作漫画と共に隔週でお届けする。

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第13回となる今回のテーマは「お前 特別支援級のやつやろ?」。まゆんさんに当時の思いなどを聞きつつ紹介する。

僕は顔が変なの?太郎君からの問いかけ

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帰ってくるなり、鏡で自分の顔を凝視する太郎君。じいじとばあばは不審がる。やがてまゆんさんが帰宅。

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いつもとまったく変わらず、楽しげに食事をする太郎君。だが、まゆんさんの心の中は怒りで震えていた。

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「顔が変」の意味を理解できない太郎君に胸が苦しくなった

太郎君から「顔が変と言われた」と聞いた時、まゆんさんが内面の怒りを表に出すまいとしている様子が印象に残る。「ダメとは分かっていますが、正直に言うと、相手に同じことを言ってどんな気持ちになるか伝えたいと怒りが湧きました。そういうことをしても何も解決しないことは人生経験の中でわかってることですし、特別支援級を選んだ時点で自分の中では想定内でもあったので、冷静に対応できたのかと思います(できてたのかな…?)」

一方で、太郎君本人は「顔が変」を言葉通りに解釈し、鏡で自分の顔を確かめた。「この時の太郎はまだ『特別支援級』の意味や『顔が変』の意味を理解できていなかったのでは、と思っています。報告されたときも『どういうこと?』みたいな表情で伝えてきました。なので、太郎自身は感情も何もクエスチョンのみで……。なので余計に私は胸が苦しくなりました」

それ以降、太郎君から似たような体験の報告はないという。「学校の先生方からも、周りとのトラブルの報告もなし。実際はあるのかもしれませんが、目に見える範囲や報告だけで言えば似たような体験はありません。逆に周囲の温かさを感じることも多く、学校から、あるいは放課後のデイサービスからの報告でも『太郎ちゃんは愛されキャラ』『周りの人達も温かい』といった、親としてはうれしく思うことの方が多いです」

無責任な人間が得る一瞬の快感のために、言葉を投げられた方は怒りと絶望的な現実の間で長く悩むことになる。そんな不条理に対していつも意識的でいることは、優しい世界に少しでも近づくために必要なことだろう。

取材・文=折笠隆

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