絶対はずさない!コレド室町で買いたい手みやげ3選

東京ウォーカー

14年に開業したコレド室町は、全国から選りすぐったモノ・コトが集まる日本橋のランドマーク。施設は3つに分かれ、店は全83店舗。それぞれ江戸時代に栄えた日本橋の町にちなみ、各施設の内装はレンガや温かみのある木を採用し、和を感じさせる造りとなっている。また和菓子店「京菓匠 鶴屋吉信」やダシ・調味料の専門店「茅乃屋 コレド室町 日本橋店」など老舗による新業態が多く出店した点でも注目を集めた。

そんな同施設で人気の手みやげ3品を編集部がチョイス!惣菜からキュートなスイーツまで、きっと気になるものが見つかるはず。

こちらはコレド室町1。こちらのほかコレド室町2、3共に1階の店舗は各店、道路に面した入口を構える。コレド室町1 と2は飲食が中心、コレド室町3は日本の伝統工芸品を多く扱う


kono.mi


日本初のプラリネ専門店「kono.mi」は、鹿児島県の老舗豆菓子舗が立ち上げた新ブランド。プラリネとは、ローストしたナッツ類を砂糖でキャラメリゼしたフランスの伝統菓子。同店では世界中から厳選したナッツを自家焙煎し、鹿児島産黒糖や種子島産の粗糖などの和素材をあわせた品々を展開。

店は対面販売。「プチサック」は季節変わりのフレーバーも1種あるので、スタッフに聞いてみよう


またお店のアイコンであるリスのキャラクター、kono.miが描かれたかわいらしいパッケージも、手みやげとして人気の理由。おすすめは、バッグ型の「プチサック」(各500円) 。果肉感あふれる白いちぢくとアーモンドを合わせた「フィグ」、ピーナッツに粒胡椒がスパイシーな「ポワブル」など、個性豊かな全4種がそろう。

全4種の「プチサック」(各500円) は、リスのキャラクター、kono.miの家をイメージ。カシューナッツなど3種のナッツが合わさった「トリオ」に黒大豆とソバの実の「サラザン」など


直径約18センチの巨大なプラリネ「ガレット」(2300円)も。食べる前に砕くと、いっそう香ばしい香りが楽しめる一品。フレーバーは季節で変わる


お茶会や集まりのプチギフトにぴったりなプラリネたち。甘く香ばしい味わいは、一度食べたらクセになるはず。

玖子貴 日本橋店


鹿児島発の「玖子貴(きゅうじき)」は、地元や季節の素材を使ったさつま揚げ専門店だ。上質なすり身を使用し、商品ごとに味わいやすり身の配合を調整。明太子や甘エビなど、多彩な品々をそろえている。

各メディアでもたびたび取り上げられるトウモロコシを使った「やきもろこし」(単品270円)は鹿児島県知事賞、博多明太子とチーズが入ったオリジナルの「明太小丸」(単品150円)は農林水産省を受賞するなど、その味もお墨付きだ。

10種類さつま揚げ詰合せ「美彩」22枚入り(4000円)は、人気の「やきもろこし」と「明太子丸」や。鹿児島錦江湾産の姫甘えびを使った「甘えび」が入ったセット


玖子貴のさつま揚げは、油っこくなく食べやすいのも特徴。すり身を絶妙に配合しており、素材の旨味がいきいき。保存は冷蔵で40〜50日間


手みやげ用のセットは長期保存でき、小分けになっているのもうれしいところ。彩り豊かなさつま揚げは、渡す相手の年齢を選ばないのもポイントだ。店頭ではできたてを単品で買えるので、ついでに自分用も購入を。

八海山 千年こうじや


新潟県魚沼地方の食と文化を広めるべく、清酒八海山で知られる同県の酒蔵・八海醸造が立ち上げたブランド「千年こうじや」。コレド室町にある「八海山 千年こうじや」は、魚沼地方の食材のほか日本酒と料理のペアリングが楽しめるバー「日本酒Bar」を構えた新業態としてオープンした。バーでは「呑み比べセット」(1080円〜)や手軽なつまみが楽しめ、ランチタイムは八海山塩麹を使って魚を漬け込んだ「二色海鮮丼」(1100円)なども提供する。

コレド室町にある「八海山 千年こうじや」


物販では八海山の全ラインナップ(地域限定酒を除く)のほか、米と麹、発酵をテーマにさまざまな食材が並ぶ。なかでもおすすめしたいのが、同店限定で販売するバウムクーヘン。ラインナップは大吟醸の酒粕を練り込んだ「大吟醸酒の實(み)バウム」(2700円)、和三盆とフレッシュバターをふんだんに使う「大吟醸和三盆バウム」(3456円)の2種。

しっとりした舌触りの「大吟醸酒の實(み)バウムクーヘン」(2700円)。口に入れると酒粕の香りが鼻から抜ける大人な味わい


「大吟醸和三盆バウムクーヘン」(3456円)は、表面の砂糖に八海山大吟醸を使用。中身と外皮の異なる風味が絶妙にマッチ


酒粕が香る「大吟醸酒の實(み)バウムクーヘン」はふわっとしっとり、大吟醸入りの砂糖をまぶした「大吟醸和三盆バウムクーヘン」は、しっかりとした食感で食べ応えあり。それぞれ味わいや食感が違うので、2つセットで贈るのもおすすめだ。【取材・文=金城和子】

金城和子

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