山手めぐりには欠かせない、横浜を代表する西洋館「えの木てい」。1階はティーサロン、2階がスイーツショップになっている。昔から変わらぬレシピのスイーツを味わえると、今も昔も人気の洋菓子店だ。
定番のチェリーサンドではなく…
山手マダムの御用達の「チェリーサンド」(6個1652円)が定番で、こちらも十分愛らしいのだが、ひとひねりしたい!そんなときにオススメなのが、「薔薇のラブレター」(6個1404円、1個216円)だ。
「えの木てい」と言えば、横浜市の花でもあるバラモチーフが鉄板。そんなバラをかたどったマドレーヌ。ローズヒップジャムとハチミツを加えた生地を焼き上げている。バターたっぷり、ほんのりハチミツの甘さがしみる贅沢な味わい。ティータイムにもOK。個別包装紙は女性らしいレース仕様になっている。
こちらの箱詰め包装には、ちょっとしたサプライズも。バラの花言葉=愛にちなみ「親愛なるあなたへ」と書かれたリーフレットならぬ“ラブレター”が添えられている。「ごぶさたしておりますが、おかわりありませんか?」という文面で始まり、「横浜より愛をこめて」で締めくくられている。「このお菓子を手にした人が少しでも笑顔になり、少しでも幸せを感じてほしい」という気持ちから、同封しているとのこと。久しぶりに会う人への手みやげであれば、まさにうってつけだ。
見た目もキュートで、サプライズ感もある「薔薇のラブレター」。もらった人が嬉しくなるしかけがたっぷりつまっている。大事な人へのプレゼントに、ぜひセレクトしたい。【横浜ウォーカー】
濱口真由美