【福岡酒場放浪記】〆に絶品トリュフ釜飯!丁寧に仕上げた和食を季節感溢れる酒とともに

九州ウォーカー

天神方面から「白金四つ角」の手前を左に曲がってすぐ


九州の有名旅館などで和食を学んだ店主・井上さんが腕を振るう「並木屋」(福岡市中央区白金)。釜飯や刺身、ゴマサバ、出汁巻き卵といった定番メニューが並ぶが、長浜市場で仕入れる旬の魚など、こだわりの食材選びや丁寧な下処理、20年以上の経験をフルに生かした調理法を行うことで唯一無二の絶品料理へと変わる。

名物トリュフ釜飯(2人前2700円)


【写真を見る】絶品のトリュフ釜飯。昆布ダシと“魔法のソース”を卵黄に混ぜ込んだ卵黄ソースをかけて2度楽しめる


名物のトリュフ釜飯(2人前2700円)は昆布ダシで炊いた米にオリーブオイル、トリュフオイルを加えたシンプルなメニューで、仕上げのトリュフは目の前で店主がどっさりとすりおろすパフォーマンスも好評。2種のオイルとトリュフが香り、そのままでも十分に味わえるが、濃厚な卵黄ソースをかけて味わうのもオススメだ。

日本酒は、春の新酒や夏の冷酒など季節ごとにベストな銘柄をそろえる


テーブル、カウンターを用意。席の間隔をゆったりとスペースをもたせ、くつろげる空間を演出


日本酒も季節感を大事にし、冬から春にかけては新酒、夏は“冷”に適した生酒など時季ごとにほとんどを入れ替えながら常時14種をそろえる。季節にふさわしい一献のあとに絶品の〆、和食の真髄を満喫しよう。

【九州ウォーカー編集部/文=久保田学(J.9)、撮影=菅祐介】

久保田学(J.9)

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