江戸時代より代々受け継がれてきた銘菓から、50万個を販売したという大人気の洋菓子まで、知多半島で見つけた個性いっぱいのスイーツをご紹介しよう!
日本一長~い!江戸時代から続く伝統の味
「大砲巻 飴文老舗(あめぶんろうほ) 時志店」は、1861年創業、6代続く和菓子の老舗だ。ここで販売している「大砲巻」(410円~)は、和菓子のなかでは日本一の長さである30cmを誇る。何層にも重なった薄皮であんを巻いた素朴な味わいの和菓子で、定番の小豆こしあん、抹茶あんのほか、季節限定の商品もある。長らく地元で愛され続けてきた南知多の名物だ。
鯛焼きとは似て非なる!?奇祭・鯛まつりをモチーフにした名物パイ
1930年に和菓子店として創業し、現在は洋菓子が中心の「永和堂製菓舗」。使用するあんやクリームも丁寧に手作りした菓子は、程よい甘さで優しい味わいだ。毎年7月に開催される豊浜の奇祭「鯛まつり」にちなんだ「たいぱい」(226円)は、長年愛されている同店の看板商品。粒あん、アップル、チョコの3種類に、さくら、抹茶、栗などの味が季節のバリエーションとして加わる。
千鳥ケ浜をイメージしたとろける絶品チーズケーキ
普段使いから贈答用まで多彩な洋菓子をそろえる「市太樓(いちたろう)アルザス」。人気の「千鳥チーズ」(6個入り 864円)は、クリームチーズをたっぷり使ったスフレタイプのチーズケーキで、とろけるような食感が特徴だ。ほかにも、果物を丸ごと使うケーキなど、アイデアをこらしたメニューが季節ごとに登場する。
累計50万個を販売したロングセラースイーツ
「Patisserie FUKAYA(パティスリー フカヤ)」は、1990年に開業した人気のケーキ店。食べる宝石とうたわれる「Fショコラ」(302円)は、累計販売数50万個を超えたロングセラーで、この店の代名詞とも言える。上質のカカオを使ったプレーンのほか、期間限定で抹茶やほうじ茶などのバリエーションも展開する。チョコレートの濃厚な味わいと、程よい口溶け感がたまらない!
東海ウォーカー編集部