台湾のほぼ中央に位置する台中。ここは、日本でも人気のタピオカミルクティー発祥の地でもある。アートの街として、フォトジェニックなスポットが目白押し!今回は、魅力のつまった台中で、B級グルメとアートをのんびり楽しめるモデルルートを紹介していく。
まずは、新名所「臺中國家歌劇院」で現代建築やショップを楽しむ!
2014年末にオープンした歌劇場。特徴的な建物は、日本の建築家・伊東豊雄氏が設計したもの。劇場以外にも、コーヒーショップの「VVG Labo好様度量衡」、雑貨店の「VVG School好樣學潮」や「VVG To Go好樣帶著走」といった、台北のチーム「好樣VVG」が設計した、3つのテーマに分かれた公共スペースがある。
歌劇場を満喫した後は「X子」にて心地よい軽食の時間を
新市政センターと市議会の立つ通りに佇む「X子」。入口そばには野菜販売店エリアがあり、戸外には砂場、2 階には子供が大好きな滑り台やクライミングウォールなど8つの個室を備え、家族みんなで利用できる。軽食メニューも多彩で、ピザやパンケーキをはじめ、イタリア料理やブランチ、火鍋まで幅広くそろっている。
お腹も満たされたところで緑に抱かれた台湾初の壁のない美術館「勤美術館」へ
草悟道と呼ばれる並木道沿線から敷地になっている、約8250mもの広さを誇る台湾初のウォールレス美術館。元小学校だった場所をリノベーションした館内には、国内外のアーティストをキュレーションしたユニークな特別展を開催。このほか、オリジナルや台湾製グッズを扱う併設のミュージアムショップも注目!
芸術に触れた後は「逢甲夜市」で台湾のB 級グルメを満喫!
アイディア満載の庶民的な小吃で有名な台中最大規模の夜市。定番の小吃から、台湾で話題の「超厚照燒去骨雞腿排(超厚照り焼き骨なしチキンリブ)」(85元)や紅茶を使って発酵させた臭豆腐をサクッと二度揚げした「紅茶臭豆腐」(60元)まで、オリジナリティあふれるB級グルメが勢ぞろい。
モダンな建築物や台湾ならではのB級グルメを堪能できる1日。台湾でのんびりアートに触れる旅を楽しんでみてはいかが?【ウォーカープラス編集部】
中居千優