素材や形がひと味違う!オリジナリティあふれる個性派シュトレン3選

横浜ウォーカー

クリスマスのお菓子として、日本でも定着してきたシュトレン。本場ドイツでは、「アドベント(待降節)」と呼ばれるクリスマスイブまでの4週間に、少しずつ食べる習慣がある。バターや卵を練り込んだ生地にドライフルーツやナッツ、スパイスなどを入れて焼き、仕上げにも溶かしバターや粉糖をたっぷり。この時期だけのリッチな味わいで、ギフトにもぴったりだ。

今回はそんなシュトレンの中でも、伝統的なタイプとは素材や形がひと味違う、店のオリジナリティあふれるものをピックアップして紹介する。

元町・中華街「ブラフベーカリー」のチョコレートシュトレン


ベーグルやドーナツなど、アメリカンスタイルのパンが並ぶ、スタイリッシュなロゴと青い窓&扉が目印の店。現在、日本大通り店とカフェの3店舗を展開しており、同店では2010年の開業以来、毎年2種類のシュトレンを販売している。

リピーターも多いという「ブラフベーカリー」の「シュトレン」(各1,720円)2種類。(C)KADOKAWA 撮影=島本絵梨佳


「濃厚なチョコレートとピエモンテチェリー、アニスとフルール・ド・セルを効かせて」(手前、1,720円)は、刻んだチョコレートと大粒のチェリーが入った濃厚な味わい。隠し味に加えた塩が、チョコの甘味を引き立てている。

一方、「イチジクとメープル漬けアーモンド、オリーブ、山椒、ホワイトペッパーを効かせて」(奥、1,720円)は、今年の新作。赤ワインに漬けた黒イチジクと、メープル漬けアーモンドを入れ、オリーブ、山椒、ホワイトペッパーなどのスパイスを効かせた個性派。甘じょっぱさがクセになる。

どちらも販売はクリスマスごろまでの予定だ。

本厚木「スイス菓子 ポニイ」のカップ形シュトレン


神戸の名店で修業した店主が1995年に開業した店。小さなカップ形のシュトレンは通年販売している。

コロンとしたフォルムがかわいい!「スイス菓子 ポニイ」の「ドイツの森」(右)と「けしの実」(左、各180円)(C)KADOKAWA 撮影=島本絵梨佳


ナッツとドライフルーツ入りの「ドイツの森」(右)と、ケシの実ペースト入りでドイツ風の「けしの実」(左、各180円)の2種。仕上げの焦がしバターが香り高い味わいだ。

また、同店では伝統的なタイプの「シュトーレン」(小1,100円、大2,200円)も2017年12月31日(日)まで販売予定。

横浜駅西口「フォション 横浜高島屋店」のピンク色シュトレン


パリ発の高級ブランド「フォション」では、フランボワーズシュガーで色付けしたキュートな「シュトレン フォション」(小1,620円※大は2,700円)を発売。

【写真を見る】ピンク色がインスタジェニック♥「フォション 横浜高島屋店」の「シュトレン フォション」(小1,620円)(C)KADOKAWA 撮影=高嶋佳代


ブランデー漬けのレーズンやイチジク、クルミ、アーモンドなど具もぎっしりだ。予約OKで、販売は2017年12月25日(月)まで。ただし、予定数に達し次第終了予定なので早めにゲットしよう。

今年は個性派シュトレンを食べながら、クリスマスまでの日々を過ごしてみては…?【横浜ウォーカー】

構成:奥村沙枝奈、取材・文:笹木理恵

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