一人でランチは気軽にできるけど、そこから一歩を踏み出せないというあなた。今回、週の半分はひとりごはんライフを自由に楽しんでいるという馬場典子さんが“ひとり焼肉の世界”へご案内してくれました。
<インタビュー>ひとりごはんの達人・馬場典子さんが行く!
「社会人2、3年目のころ、なじみの和食屋さんにふらっと寄ったのが私のひとりごはんデビュー。初めて一人でじっくりお酒を飲んでご飯を食べたら、『あ、一人でも楽しめるな』って。以来、順調に大人の階段、いや、一人の階段(笑)を上って、今や週に半分はひとりごはん」
「もちろん焼肉にも行きます。黙々と料理と向き合うというより、お店の人との会話を楽しむ派なので、その日のおすすめを聞いたり、料理の量を調節してもらったりできるカウンターは特等席だと思います。料理人の仕事ぶりを眺められるから、待ち時間も寂しくないですし(笑)。仲間と“深まる”複数ご飯に対して、ひとりごはんは自由で世界が“広がる”のが魅力です」(馬場典子さん)
一人に優しいカウンター焼肉店
馬場さんが訪れたのは、旨い肉をシンプルに味わえるカウンタースタイルの焼肉店「焼肉おおにし」。トモサンカクやリブロースなど、その日入荷した部位を1枚ずつ盛り併せてくれる赤身盛り合わせに、味噌やフルーツベースのタレがよく合う。店主の知人から仕入れる野菜もおいしい名脇役。時間があるときはスタッフが焼いてくれるので、ひとり焼肉初心者にもうれしい。
おひとりさまに嬉しいおトクなセットメニュー「赤味だけのおおにし盛り合わせ」(4298円、ハーフ2160円)。その日入荷したさまざまな部位の赤味肉を少しずつ盛り付けられ、フルーツや味噌を合わせた自家製タレかゴマ塩でいただく。他にニンニクチップやワサビ、自家製ヤンニンジャンなどを付け合せると、肉の部位などに合わせてさまざまな味わいを楽しめる。
馬場さん流のひとりごはんの楽しみ方、カウンター越しの何気ない会話と旨い肉で幸せなひと時を!【東京ウォーカー】