遠州灘の幸が豊富に水揚げされる、静岡県磐田市福田漁港は小規模ながらも見どころがたっぷり。穴場的漁港めしを求めて行ってみよう!
このエリアでねらう食材はシラス。福田漁港で揚がるシラスは細くて身が締まっているのが特徴で、その品質のよさは全国的にも有名だ。地元では生のままでもよく食べられている。
活きのいい魚が待っている!「渚の交流館」
「渚の交流館」は福田漁港に隣接する施設。漁港で揚がった魚を堪能できる食堂や堤防釣りスポット、サーフポイント、津波避難タワーなどが集約されている。
「渚の交流館」内でおすすめしたいのが「漁師のどんぶり屋」だ。福田漁港で水揚げされた新鮮な魚を、丼でリーズナブルに食べられる人気店。日替わりの海鮮丼(1100円)のほか、釜揚げシラス丼(800円)、天丼(1100円)といったメニューが楽しめる。
新鮮な海の食材を使った総菜などが味わえる「幸の字」は小腹がすいたときにうってつけ。地元漁協から仕入れた新鮮な生シラスをはじめ、カツオなどの鮮魚を扱っている。また人気の「生シラス丼」(500円)を中心に、魚のフライや総菜、地元産の新鮮な野菜など豊富な品もズラリと並ぶ。
福田漁港から車で5分!老舗食堂には入らずにいられない
「魚時(うおとき)」は福田漁港から車で5分ほどの場所に店を構える食堂で、併設する鮮魚店は80年以上の歴史を持つ。鮮度にこだわっており、店内にある生けすの魚をその場でさばくこともある。
名物のシラスをたっぷりたべるなら、やっぱりシラス丼が一番!「釜揚げしらす丼」(900円)は、甘めのタレがシラスとよく合うメニューだ。ゆかりを振ったご飯に釜揚げシラス、イクラ、刻みネギ、キクの花がトッピングされ、ちょっぴり豪華!
おいしいグルメが盛りだくさんの「福田漁港」。帰るころにはきっとお腹がいっぱいだ!!
東海ウォーカー編集部