渋谷の人気店「麺飯食堂 なかじま」。駅から近く、深夜まで営業していて、何かと使い勝手がよい。しかしながらメニューが多く、どれを頼んでいいのか、迷う人も多いはず。そこでグルメライターKがおすすめのメニューを紹介!
「担々麺」だけが名物じゃない!必食メニューめじろ押し
まずは麺から。看板メニューは「担々麺」(830円)だが、あえておすすめしたいのが「広東麺」(830円)。店主はもともと広東料理店出身で、実はこのメニューを一番得意にしている。とろみのある餡(あん)が麺と絡み、中華醤油の香ばしいにおいが食欲をかき立てる。味は見た目ほど濃くなく、野菜がたっぷり取れるのもうれしい。
一方のご飯もので、知る人ぞ知る人気メニューなのが「ホイコーロー丼」(830円・スープ付き)。以前、有名フレンチシェフが大絶賛し、テレビ番組で紹介されたことも。キャベツの食感を残すために、あえて炒め時間を短くしているのがこだわり。そのシャキシャキとした食感と、片栗粉でコーティングした豚バラ肉のフワフワの食感の対比がおもしろい。ホイコーロー専用の濃いめのタレで味付けされ、ご飯が止まらなくなる。
組み合わせはお好みで!ボリューム満点「日替りSET」
そして「麺もご飯も両方食べたい!」という欲張りさんには「日替りSET」(930円)を。丼とミニラーメンのセットで、丼はスタミナ焼き肉丼、ホイコーロー丼、玉子キクラゲ丼、日替わりの4種から、ミニラーメンも4種(またはサラダ&スープ)から選べる。
いち押しは玉子キクラゲ丼とピリ辛マーラーメン。玉子キクラゲ丼は、オイスターソースのパンチの効いた味付けをふんわり甘い卵が優しく包み込む。ピリ辛マーラーメンは刺激的な辛さをレモンの酸味が中和し、あとを引く味わいだ。
味はもちろん、ボリュームも満点の「麺飯食堂 なかじま」。迷った時は上記のメニューを注文すべし!【東京ウォーカー】
取材・文=河合哲治郎、撮影=三佐和隆士