歴史の1ページに刻まれたモノに思いを馳せる

東京ウォーカー

小さな店内に所狭しと並べられた、どこか懐かしいレトロな雰囲気のアイテムの数々。あらゆるジャンルのものがぎっしり詰まった、まるで“おもちゃ箱”のような「TIME MACHINE Antiques」。アイテムはイギリス、フランス、ドイツ、チェコなどヨーロッパのものが中心。オーナー自らが現地に足を運び、長年培ってきた目利きとセンスで、ほかのショップでは手に入らないような、チープだけど味わいのある“面白いもの”を買い付けている。

レトロな雰囲気の店内には、ありとあらゆるアイテムがぎっしり!なかなか目にしない珍しい逸品も。宝探しをしているような気分だ


当時の持ち主を想像する楽しさが味わえる


“規格”や“定番”という概念がなかった時代のものには、デザインや機能に独創的なアイデアがあり、それぞれの個性が光る。どのようなストーリーや背景を辿ってきたのかを妄想する楽しさも、アンティークものの魅力の一つ。歴史の1ページに刻まれたものに込められているストーリーに思いを馳せれば、まさに「タイムマシン」に乗って、当時の空気ごと持ってきたような気分が味わえるのだ。

【写真を見る】バイヤー兼オーナーの殿島さんが、一つひとつのアイテムについて丁寧に解説してくれる。時代背景やアイテムに込められた思いを聞くだけでワクワクしてしまう


16世紀後半から17世紀初頭に発足した友愛結社「フリーメイソン」のアイテム。当時、実際に使われていたものを手に取り、持ち主の人生に思いを馳せてみるのもおもしろい


通信手段が手紙しかなかった時代に各家庭で重宝されていたレタースケール。アイテムから当時の暮らしぶりもうかがえる


東京ウォーカー編集部

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