旅先でスピリチュアルパワーチャージ!城山八幡宮を訪ねよう!!

東海ウォーカー

御朱印集めなどで神社参拝への注目が集まる昨今、名古屋観光でオススメの神社が城山八幡宮だ。厄除開運、交通安全、縁結び祈願の社として地元住民に愛されるパワースポットの全貌を紹介。

木々に囲まれ豊かな自然を感じられるスポット


住宅街が広がり、学校も多く集まる千種区にある城山八幡宮。住宅街の中にひっそりと佇んでいる隠れ家的パワースポットだ。緑に囲まれた本殿までは、最寄駅の地下鉄東山線覚王山駅から徒歩6分。中心部の喧騒から離れたリラックス空間を楽しむことができる。

一瞬息をのむほどの荘厳な空間。心静かに参拝することが出来る


参拝だけでは終わらない、充満する縁結びの力をゲット!!


石段を登ったその先で、本殿への参拝を済ませた後に是非とも訪れたいスポットがもう1つ。本殿裏手の参道沿いにある、二本の樹木が連なる連理木と呼ばれるアベマキの木は見逃せない。空に茂る樹高15メートルの立派な木は、縁結びの木として鎮座する。ここから発せられるエネルギーをたくさん吸収しよう。

空に伸びていく連理木(れんりぼく)。自然の力を感じる樹高15メートルを超える大木


パワーを吸収したら恋占いに挑戦


連理木のパワーを吸収してから試してほしいのが、桃取石の恋占い。気になるその方法は、青石(桃取石)から赤石(揖斐石)までを、目をつぶって願いを込めながら歩くというもの。この歩みが表すのは、あなたの相手への思いや2人の恋路が描く未来。無事につまずくことなく、まっすぐにたどり着くことができれば万事順調。一途な思いはストレートに伝わるはず。2度3度とトライしてゴールできれば、努力を続ければ成就するとされている。片思い中の人は1人で挑戦してみよう。カップルは二手に分かれそれぞれの石より出発し、目を閉じたままで出会えるかで恋の行く末を占うことになる。

奥の青石から手前の赤石へ歩く。恋占いとあるが、全ての縁に通ずる占い!恋愛以外のことも祈りを込めてみよう


歴史を語る建造物がいっぱい


約1万平方メートルの敷地を持つ城山八幡宮。敷地内には、日本の和洋折衷建築様式の先駆けともいえる昭和塾堂(現在は、外観のみ見ることが可能)や、名古屋市を一望できる展望台もある。

また、織田信長の父・信秀の本城である末森城址と、隣の山にあった八幡宮が合わさって現存の形となったという経緯もあり、今も末森城址の一部、石碑や二重堀構造を境内で見ることが出来る。名古屋市内でも戦国期の状態が色濃く残る場所である。

末森城址の記念碑。境内で戦国期の歴史に感じることが出来る場所だ


全ての縁を結ぶ強いパワーを持つ城山八幡宮。境内に一歩入れば、自然豊かで、周辺の住宅街から切り離された別世界にいるような感覚を抱く。新鮮な空気の中で、聖地のパワーを体中に感じてほしい。

和田早春

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